
建売を買った知り合いから、やめておけばよかったと言われました



何をどう見ておけば、後悔せずに済むんだろう…
建売を買って後悔した、という話には共通点があります。間取りが気に入らなかった、という理由はあまり出てきません。
先に結論です。後悔のほとんどは、建物ではなく土地と外まわりで起きています。そしてその多くは、契約前に見る順番を変えるだけで防げるものです。
いちばん多いのは、駐車と入居時の費用です。車が停めにくい、2台目が置けない。網戸もカーテンレールも照明もなく、引き渡しのあとに50万円から100万円かかった。この2つが繰り返し出てきます。



そして手付金を打ったあとでは戻せません。契約後に気づいて解除すると、手付金を放棄することになります。確かめるタイミングは、申し込みの前です。
この記事では、販売図面を224枚実測して分かったこと、後悔しやすい9つの場所、防げるものと防げないものの分け方、契約前に潰しておくことまで、買主側の不動産会社の立場で解説します。
- 建売で後悔しやすい9つの場所
- 販売図面を実測して分かった土地と建物の広さの実態
- なぜ後悔が土地の側から出てくるのか
- 契約前に防げる後悔と、住むまで分からない後悔の分け方
- 契約前に潰しておく10のこと
- 後悔したまま買ってしまったときにできること


シュース 健人
宅地建物取引士(大阪府 第118737号)
株式会社GEEZ/大阪府知事(2)第62068号
関西全域の不動産の購入・売却査定・相続不動産・空き家などの実務に携わっています。本記事は、実務経験に加え、国土交通省・法務省・国税庁などの公的資料を確認して執筆・監修しています。
建売で後悔しやすい9つの場所


ご相談のなかで実際に出てくる順に並べます。「間取りが失敗だった」という話は、意外なほど出てきません。内見のときに何度も見て、家族で話し合って決めている部分だからです。
後悔が出るのは、内見のときに見なかった場所と、そのときには気にならなかった場所です。順に見ていきます。
① 車が停めにくい・2台目が置けない
いちばん多い後悔です。図面上は駐車1台と書かれていても、実際に停められるかは別の話になります。
前面道路が狭いと切り返しが必要になります。軽自動車なら入るが普通車では厳しい、という区画もあります。将来2台目が必要になる可能性があるなら、いま置けるかどうかを見てください。
② 庭が残らない・外構が土のまま
建売の外構は、最低限の仕上げで引き渡されることがあります。カーポート、フェンス、土間コンクリート、植栽はほとんど別費用です。
外構をひととおり整えると50万円から150万円かかります。見積もりの取り方は建売のオプション費用にまとめています。
③ 隣家との距離が近くて窓を開けられない
民法では境界から50cm以上離すことが原則とされていますが、都市部の分譲地ではその最低限で建っていることがあります。
窓の位置が隣家と向かい合っていると、カーテンを開けられません。将来、外壁を塗り直すときの足場が組めるかも見ておいてください。
④ 建売の収納は数はあっても奥行きが足りない
図面では収納の数が分かります。ところが奥行きと高さは分かりません。布団が入らない、掃除機が立たない、という後悔がここから出ます。
⑤ 建売は隣家が近く音が思ったより聞こえる
2階の足音、前面道路を通る車、隣家の生活音。内見のときは静かでも、住みはじめると気になることがあります。
平日の朝と夜に、もう一度現地に行くのがいちばん確実です。内見は日中の休日に行くことが多く、そのときだけ静かな場所もあります。
⑥ 入居時の費用が想定より大きい
網戸、カーテンレール、照明、テレビアンテナ、エアコン。これらが標準に含まれていない建売は珍しくありません。
合わせて50万円から100万円が、引き渡しのあとに必要になります。諸費用の全体像は建売の諸費用をご覧ください。
⑦ 冬に日が入らない・寒い
内見が夏や春秋だと、冬の日射と寒さは分かりません。南に窓があっても、隣家が近ければ冬の低い日射は入りません。詳しくは建売は寒いのかにまとめています。
⑧ 建売の間取りは生活動線が思ったより長い
洗濯機が1階、干す場所が2階のバルコニー、しまう場所が2階の各部屋。この動線は、図面を見ているときには気になりません。毎日のことなので、住みはじめてから効いてきます。洗う・干す・しまうが同じ階で完結するかを、図面の上で一度たどってみてください。
⑨ 周辺の様子が見えていなかった
朝の通学路、夜道の暗さ、ゴミ置き場の位置、近所の駐車マナー。時間帯を変えて3回行けば、だいたい分かるものです。
ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。
値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。
- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
- 売主側では言いにくい弱点も、買主の立場でお伝えします
- 新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています
- しつこい営業のお電話はしません
【独自調査】建売の建物はほぼ同じ大きさで土地だけが倍違う


なぜ後悔が土地の側から出てくるのか。2026年8月にレインズから取得した関西の新築戸建の販売図面224枚を、当社で実測しました。
建売の建物は90〜110㎡に9割が収まります
建物面積が読み取れた69棟のうち、90㎡から110㎡のあいだに62棟、89.9%が収まりました。中央値は100.1㎡(約30.3坪)です。
| 建物面積 | 棟数 | 割合 |
|---|---|---|
| 90㎡未満 | 4棟 | 5.8% |
| 90〜95㎡ | 5棟 | 7.2% |
| 95〜100㎡ | 25棟 | 36.2% |
| 100〜105㎡ | 20棟 | 29.0% |
| 105〜110㎡ | 12棟 | 17.4% |
| 110㎡以上 | 3棟 | 4.3% |
土地は半分が100㎡未満で最小は51.1㎡でした
一方で土地面積が読み取れた78棟は、まったく違う分布になりました。100㎡(約30坪)未満がちょうど半分の39棟。最小は51.1㎡(約15.5坪)、最大は206.0㎡(約62坪)で、4倍の開きがあります。
| 土地面積 | 棟数 | 割合 |
|---|---|---|
| 80㎡未満(24坪未満) | 13棟 | 16.7% |
| 80〜90㎡ | 16棟 | 20.5% |
| 90〜100㎡ | 10棟 | 12.8% |
| 100〜110㎡ | 6棟 | 7.7% |
| 110〜120㎡ | 7棟 | 9.0% |
| 120〜150㎡ | 23棟 | 29.5% |
| 150㎡以上 | 3棟 | 3.8% |
土地が狭くても建物はほぼ同じ大きさで建ちます
ここが今回いちばんはっきり出た数字です。土地100㎡未満の29棟の建物面積の中央値は99.4㎡。100㎡以上の35棟でも102.1㎡でした。
土地が2割狭くても、建物はほとんど小さくなりません。削られているのは建物ではなく、駐車スペースと庭と隣家との距離です。
この数字の読み方について
224枚のうち、土地面積が読み取れたのは78棟、建物面積は69棟です。
販売図面は書式がまちまちで、面積が図の中に書かれている場合は数字として拾えません。
母数が全体の3割ほどである点はご承知おきください。
なぜ建売の土地はここまで狭くなるのか
理由は単純で、土地の値段が価格の大半を占めるからです。関西の都市部では、価格の6割から7割が土地代というケースも珍しくありません。
同じ予算に収めるいちばん確実な方法が、土地を細かく分けることになります。1つの土地を3区画に分ければ、1区画あたりの価格は3分の1に近づきます。
一方で建物は、そこまで小さくできません。4LDKを成立させるには一定の床面積が必要で、階段や水まわりの寸法は削れないためです。結果として、建物の大きさは横並びになり、土地だけが物件ごとに違うという形になります。
だから「同じ価格なら土地の広い区画」が効きます
建物の仕様がほぼ同じなら、価格差の多くは土地の広さと立地から来ています。
同じ分譲地の中でも、区画によって10㎡から20㎡の差があることがあります。
販売図面の面積欄を、区画ごとに並べて比べてください。
建売は土地が狭いと外まわりから削られます
外まわりが削られていることが、そのまま「安っぽい」という印象につながります。削られている6か所の金額と、それを取り戻す方法は建売は恥ずかしい?安っぽいと言われる理由となぜ安いのかで解説しています。


建蔽率いっぱいに建てると、残るのは道路側の駐車スペースだけになります。後悔の①②③がここに集中するのは、そのためです。
建売の駐車は「停められる」と「停めやすい」が別です
図面に駐車スペースが描いてあっても、前面道路の幅と間口の広さで、実際の停めやすさが変わるためです。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 前面道路の幅員 | 4mだと切り返しが必要になることがある |
| 間口の広さ | 2.5m以上あるか。普通車の幅は約1.8m |
| 駐車スペースの奥行き | 5m以上あるか。ミニバンは約4.9m |
| 電柱や擁壁の位置 | 間口の前に電柱があると実質的に狭くなる |
内見のときは自分の車で行って、実際に入れてみてください。これがいちばん確実です。
建売の庭は最初からないものとして考えてください
建売の外構は、道路側の見える部分だけ仕上げて、奥は土のまま引き渡されることがあります。
布団を干す場所、自転車を置く場所、エアコンの室外機の位置。この3つを図面の上で確かめておくと、後悔が減ります。
隣家との距離は将来の修繕にも効きます
外壁の塗り替えには足場が必要です。隣家との距離が50cmしかないと、足場が組めず費用が上がることになります。
10年後15年後の話ですが、建売は必ずその時期が来ます。境界からどれだけ離れているかを、現地でメジャーで測っておいてください。
旗竿地の建売は路地の幅で判断します
道路に接する部分が細長く、奥に敷地が広がっている土地を旗竿地といいます。同じ広さの整形地より価格が下がるので、建売でもよく使われます。
見るのは路地部分の幅。2m台と3m以上では住み心地がかなり違うためです。建築基準法上は2m以上あれば建てられますが、2mちょうどだと車の出し入れで毎回気を使うことになります。
| 路地の幅 | 実際の使い勝手 |
|---|---|
| 2.0m前後 | 車の出し入れに神経を使う。自転車とすれ違えない |
| 2.5m前後 | 普通車なら出せるが、ドアの開閉に余裕がない |
| 3.0m以上 | 駐車と通行が両立しやすい |
旗竿地は、売るときの買い手が減る点も見ておいてください。同じ価格帯の整形地と並んだとき、後回しにされやすくなります。安く買えた分は、出口で戻ってこないことがあるという見方が要ります。
ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。
値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。
- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
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建売の後悔は防げるものと防げないものに分かれます


すべてを防ごうとすると、いつまでも決められなくなります。分けて考えると動けます。
| 分類 | 中身 | 対応 |
|---|---|---|
| 契約前に防げる | 入居時の費用・駐車・収納・日当たり・断熱・音(時間帯) | 確かめてから決める |
| 住むまで分からない | 隣人・上階の生活音・通学路の混み方・自治会の運用 | 割り切る |
| あとで直せる | 外構・照明・内窓・収納家具・網戸 | 予算に入れておく |
9つの後悔のうち6つは、契約前に確かめれば防げるものです。防げないものに時間を使わず、防げるものを全部潰してください。買う前の判断材料は建売のデメリット7つとメリット5つ|分譲住宅との違いにもまとめています。



「住んでみないと分からない」で全部を片づけないでください。その言葉は、確かめられることまで確かめない理由になってしまいます。
近隣のことは買う前にどこまで分かるか
「隣にどんな人が住んでいるか」は、後悔の理由として必ず挙がります。ただし個人情報にあたるため、不動産会社から人物について説明することはできません。
その代わり、次の3つは調べられます。
| 調べられること | 確かめ方 |
|---|---|
| 過去に事件や事故があったか | 告知事項として重要事項説明で示される |
| ゴミ置き場の位置と管理 | 現地で見る。回収日の朝に行くと分かりやすい |
| 自治会の有無と費用 | 売主か近隣に確認。月数百円から数千円が多い |
分譲地なら、隣も同じ時期に入居する新しい住民になります。既存の住宅街に1棟だけ建った物件とは、事情が変わります。どちらが良いということではなく、性格が違う点を知っておいてください。
現地で見えるサインもあります
境界のブロックが壊れたまま、庭に物が積まれている、駐車が道路にはみ出している。
人物のことは分からなくても、暮らし方の傾向は外から見えることがあります。
内見のときに、隣家の様子も一度見ておいてください。
安い建売とローコスト住宅で後悔しやすい点
価格を抑えた物件そのものが悪いわけではありません。問題になるのは、何が含まれていないかを把握しないまま契約することです。
| 価格を抑えた建売で削られやすい部分 | 確認のしかた |
|---|---|
| 外構(土間・フェンス・植栽) | 引き渡し時の外構の範囲を図で確認 |
| 網戸・カーテンレール・照明・アンテナ | 標準に含まれるかを書面で確認 |
| サッシの仕様(樹脂かアルミ樹脂複合か) | 現地で枠を触る |
| 収納の数と奥行き | 内見でメジャーを当てる |
| 土地の広さと形 | 同じ分譲地の他区画と面積を比べる |
総額で並べると、安いはずの物件が逆転することがあります。本体価格が100万円安くても、外構と設備で150万円かかれば結果は変わります。
分譲住宅を完成前に契約する場合の注意
建築中や着工前の分譲住宅は、現物を見ずに契約することになります。この場合、後悔を防ぐ材料は図面と仕様書しかありません。
- 仕様書をもらい、サッシ・断熱材・設備の型番まで確認する
- 同じ会社が近くで建てた完成物件を見せてもらう
- 外構の仕上がり範囲を、図と文章の両方で確認する
- 隣の区画に何階建てが建つ予定かを聞く
同じ分譲地の完成済みの棟を見せてもらうのがいちばん早い方法です。仕様が同じなら、そのまま自分の家の姿になります。
建売の契約前に潰しておく10のこと


- 自分の車で現地に行き、駐車スペースに実際に入れてみる
- 前面道路の幅員と間口をメジャーで測る
- 境界から建物までの距離を測る(外壁の塗り替えに足場が組めるか)
- 網戸・カーテンレール・照明・アンテナ・エアコンが標準に含まれるかを書面で確認する
- 外構がどこまで仕上がった状態で引き渡されるかを図で確認する
- 収納の奥行きと高さを測る(布団と掃除機が入るか)
- 平日の朝と夜に、もう一度現地に行く
- 断熱等性能等級とサッシの種類を書面で確認する
- 床下点検口と小屋裏点検口を開けてもらう
- 同じ分譲地の他の区画と、土地面積を比べる
この10個は、申し込みの前なら全部できることです。内見の進め方は建売の内覧チェックポイントに、建物の状態を専門家に見てもらう方法はホームインスペクションにまとめています。
とくに順番を間違えないでほしい3つ
① 駐車は「図面で1台」ではなく「自分の車で入るか」で見る
② 入居時の費用は、契約前に見積もりを出してもらう
③ 現地には、時間帯を変えて最低2回行く
入居時の費用は一覧にしてもらってください
「だいたい50万円くらいです」という口頭の説明で終わらせないでください。何が含まれていて、何が含まれていないかを1枚にしてもらうのが確実です。
| 項目 | 目安 | 標準に含まれるか |
|---|---|---|
| 網戸(全窓) | 3万〜8万円 | 含まれないことが多い |
| カーテンレール | 3万〜6万円 | 含まれないことが多い |
| 照明器具 | 10万〜20万円 | ダイニングとリビングのみ付くことがある |
| テレビアンテナ | 5万〜10万円 | 含まれないことが多い |
| エアコン | 1台8万〜15万円 | 含まれない |
| 外構(土間・フェンス) | 50万〜150万円 | 道路側のみのことがある |
| カーテン本体・家具 | 20万〜50万円 | 含まれない |
この表を物件ごとに埋めると、本体価格の差が逆転することがあります。本体が50万円安くても、含まれない項目が多ければ総額は上がります。
見積もりを頼むときの言い方
「引き渡しの状態から、そのまま住める状態にするまでにかかる費用を、項目ごとに出してください」
この言い方なら、含まれるものと含まれないものが自然に分かれます。
同じ分譲地の他の区画と必ず比べてください
分譲地は複数の区画が同時に売り出されます。建物の仕様がほぼ同じなら、比べるべきは土地の広さと形と方角です。
販売図面には区画ごとの土地面積が書かれています。1号棟が95㎡、3号棟が115㎡というように、20㎡差がつくことがあります。価格差が100万円で土地が20㎡広いなら、そちらが有利なことが多いです。
案内された1棟だけを見て決めるのが、いちばん後悔しやすいパターンです。売主の担当者は、売れ残っている区画から案内することがあります。
建売をもう契約してしまった場合にできること


すでに契約した、あるいは住みはじめてから気づいた。その場合でも、できることは残っています。
建売の引き渡し前なら、まだ間に合うものがあります
引き渡し前の内覧会は、指摘して直してもらえる最後の機会です。傷や建具の調整だけでなく、外構の範囲もこの時点なら交渉の余地があるためです。
契約の解除そのものについては建売の契約のキャンセルにまとめています。手付解除には期限があり、過ぎると違約金の話になりますので、迷っている段階で早めにご相談ください。
建売は住みはじめてからでも直せるものがあります
| 後悔の中身 | 対応 | おおよその費用 |
|---|---|---|
| 外構が土のまま | 土間コンクリート・フェンス | 50万〜150万円 |
| 収納が足りない | 造作棚・収納家具 | 5万〜30万円 |
| 冬が寒い | 内窓の設置 | 1窓5万〜15万円 |
| 駐車がしにくい | ブロックや植栽の一部撤去 | 5万〜20万円 |
| 音が気になる | 内窓・防音カーテン | 1窓5万〜15万円 |
直せないのは、土地の広さと隣家との距離と方角だけです。それ以外は、金額の大小はあっても手を入れられます。
売り直すという選択が現実的かどうか
後悔が大きく、住み続けるのが難しいというご相談もあります。ただし、買ってすぐ売ると損が出やすい点は先に知っておいてください。
新築は引き渡しを受けた時点で中古になります。購入時に払った仲介手数料や登記費用は戻らず、売るときにも費用がかかります。数年で売ると、数百万円の差が出ることがあります。
それでも通勤や家族の事情で動く必要があるなら、早めに相場を把握しておくほうが選択肢は増えます。まず今の価値を知るところから始めてください。
売らずに貸すという選択もありますが、住宅ローンで買った家を賃貸に出すには金融機関の承諾が必要になります。転勤など事情がある場合は、黙って貸さずに先に相談してください。事情によっては、そのままのローンで認められることもあります。
私たちが建売で後悔を減らすためにやること


売主の販売事務所で直接申し込むと、その物件しか比べられません。後悔の多くは、比べていれば気づけたものです。
- 同じエリアの他のブランド・他の分譲地と、土地面積と価格を並べて比べます
- 入居時にかかる費用を、契約前に一覧で出します
- 外構がどこまで含まれるかを、図と書面で確認します
- 駐車のしやすさを、実際の車で確かめる段取りをします
- 断熱等性能等級とサッシの仕様を、書面で取り寄せます
- 時間帯を変えた現地確認にご一緒します
土地面積は、同じ価格帯でも20㎡違うことがあります。その差は、住みはじめてから毎日効いてきます。ブランドごとの違いは飯田グループの建売ランキングにまとめています。
売主の担当者に聞けないことを、こちらが聞きます
売主の販売担当者は、その物件を売るのが仕事です。「隣の分譲地のほうが土地は広いですよ」とは言いません。
他社の物件と並べて比べられるのは、買主側についた会社だけです。同じ予算で、どこまで土地の広い区画が選べるのか。この問いに答えられるかどうかが、後悔の分かれ目になります。
| 聞きにくいこと | 買主側なら聞ける |
|---|---|
| この区画が売れ残っている理由は | 他区画との面積差・方角・前面道路を並べて説明 |
| 他社の同価格帯はどうか | 別ブランドの物件と土地面積と仕様を比較 |
| 値引きの余地はあるか | 完成からの経過月数と価格改定の履歴から判断 |
| この価格は妥当か | 近隣の成約データと照らして確認 |
ご相談は、物件が決まっていない段階でも大丈夫です
「この分譲地とこの分譲地で迷っている」という段階がいちばん動きやすいタイミングです。
契約直前になると、比べる時間そのものがなくなります。
あわせてお伝えしておくと、新築の建売については仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら105万6,000円が浮く計算です。仕組みは建売の仲介手数料に、会社選びの視点は不動産屋の選び方にまとめています。
建売の後悔についてよくある質問


- 建売で後悔している人は多いのですか
-
後悔の中身によります。ご相談で多いのは、駐車のしにくさと入居時の費用の2つです。間取りや建物そのものへの不満は、実はあまり出てきません。当社の実測では、建売の建物面積は69棟中62棟が90〜110㎡に収まっていて、建物の大きさで差がつきにくいためだと考えられます。
- 建売の土地はどのくらいの広さが普通ですか
-
2026年8月に関西の新築戸建の販売図面を実測したところ、土地面積が読み取れた78棟の中央値は100.9㎡(約30.5坪)でした。100㎡未満がちょうど半分の39棟で、最小は51.1㎡(約15.5坪)です。
- 土地が狭いと建物も小さいのですか
-
小さくなりません。土地100㎡未満の29棟の建物面積の中央値は99.4㎡、100㎡以上の35棟でも102.1㎡で、ほとんど差がありませんでした。狭い土地では、建物ではなく駐車スペースと庭と隣家との距離が削られます。
- 入居時に別途かかる費用はいくらですか
-
網戸・カーテンレール・照明・テレビアンテナ・エアコンが標準に含まれない場合、合わせて50万円から100万円が目安です。外構をひととおり整えるとさらに50万円から150万円かかります。何が含まれるかは物件ごとに違うので、契約前に書面で確認してください。
- 安い建売を買うと後悔しますか
-
価格そのものより、何が含まれていないかを把握しているかどうかで変わります。価格を抑えた物件は、外構や設備が別費用になっていることがあります。総額で比べれば、判断を誤りにくくなります。
- 旗竿地の建売はやめたほうがいいですか
-
一概には言えません。同じ広さなら価格は下がりますが、駐車の切り返し、日当たり、将来売るときの買い手の数で不利になります。路地部分の幅が2m台なのか3m以上あるのかで、住み心地がかなり変わります。
- 売れ残っている建売は後悔しますか
-
売れ残りには理由があるので、その理由が自分にとって問題かどうかで判断します。価格が下がっている分、条件が合えば有利です。完成から1年を超えると新築と表示できなくなる点も含めて、総額で判断してください。
- 建売の購入で後悔しないために最初にやることは何ですか
-
同じ分譲地の他の区画と、土地面積を並べて比べることです。建物の仕様はほぼ同じなので、差がつくのは土地の広さと形と方角です。案内された1棟だけを見て決めると、後悔しやすくなります。
- 分譲住宅を完成前に契約するのは危険ですか
-
危険ではありませんが、判断材料が図面と仕様書だけになります。同じ会社が近くで建てた完成物件を見せてもらうと、実際の仕上がりが分かります。外構の仕上がり範囲と、隣の区画に何階建てが建つ予定かも確認してください。
- 契約したあとに後悔したら解除できますか
-
手付解除の期限内であれば、手付金を放棄して解除できます。期限を過ぎると違約金の話になり、売買代金の10%から20%が目安になります。迷っている段階で早めに相談してください。
まとめ|建売の後悔は土地と外まわりから出てきます


- 後悔で多いのは駐車のしにくさと入居時の費用
- 建物面積は69棟中62棟(89.9%)が90〜110㎡に収まっていた
- 土地面積は78棟の中央値100.9㎡。100㎡未満がちょうど半分
- 土地100㎡未満でも建物の中央値は99.4㎡で、ほとんど小さくならない
- 削られるのは建物ではなく駐車と庭と隣家との距離
- 網戸・カーテンレール・照明・アンテナで50万〜100万円かかることがある
- 外構をひととおり整えると50万〜150万円
- 9つの後悔のうち6つは契約前に確かめれば防げる
- 隣人と上階の音は住むまで分からない。ここは割り切る
- 直せないのは土地の広さと隣家との距離と方角だけ
まず、この3つだけやってください
① 自分の車で現地に行って、駐車スペースに実際に入れてみる
② 入居時にかかる費用の見積もりを、契約前に出してもらう
③ 平日の朝と夜に、もう一度現地に行く
後悔は、性格の問題でも運の問題でもありません。見る順番を決めていなかった、というだけのことが大半です。
建売は、注文住宅のように一から決めていく買い方ではありません。すでにできあがったものから選ぶぶん、何を優先して、何を諦めるかを先に決めておくほうがうまくいきます。
駐車を優先するのか、駅からの距離を優先するのか、土地の広さを優先するのか。この順番が家族の中で揃っていないまま内見を重ねると、決め手がないまま時間だけが過ぎていきます。逆に順番が決まっていれば、条件に合う物件が出たときに迷わず動けます。
「この物件で決めていいか分からない」。その段階でご相談いただければ、比べる材料をこちらで揃えます。売れ残りの見方は売れ残りの建売にもまとめています。
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています。
お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。













