
建売を見ていると「高断熱」と書いてあっても、どんな断熱材が入っているのかは分かりません。グラスウールはよくないと聞いたこともあります。断熱材の種類で何が違って、買う前に何を確かめればいいのでしょうか。
壁の中に隠れてしまうものなので、何を聞けばいいか迷いますよね。
先に結論を言います。断熱材は種類の名前ではなく、熱伝導率と厚さで決まる熱抵抗(壁なら等級4で2.2)と施工で比べるものです。
同じグラスウールでも密度で性能が違い、等級4の壁に必要な厚さは、10Kなら約110mm、高性能16Kなら約84mmと差が出ます(当社試算)。
ところが、関西の建売の販売図面224枚のうち、断熱材の種類を書いた図面は3枚しかありませんでした。
避け方は、売主に断熱材の種類と厚さの2つを聞き、断熱等級を評価書で確かめることです。
この記事では、国土交通省の断熱材区分と仕様基準、経済産業省の出荷割合、不燃材料の告示、木造住宅の仕様書、関西の建売の販売図面224枚と物件データ1,336件の当社集計で、断熱材の種類を数字で整理します。
この記事で分かること
断熱材の種類と出荷割合
熱伝導率と断熱材区分A-1〜Fの見方
断熱等級ごとに必要な厚さと柱の間に入るか
グラスウールのデメリットと施工の注意
吹付けウレタンなど発泡系の注意
燃えにくさの違い
建売の断熱材を書類で確かめる方法
断熱材の種類とは|繊維系と発泡プラスチック系の2つ


住宅の断熱材は、ガラスや岩石を綿のようにした繊維系と、プラスチックを泡にした発泡プラスチック系の2つに大きく分かれます。
経済産業省の資料は、2011年の出荷割合を次のように示しています。
| 系統 | 断熱材の種類 | 出荷割合(2011年) | 主要メーカーの数 |
|---|---|---|---|
| 繊維系 | グラスウール | 48% | 4社 |
| 繊維系 | ロックウール | 9% | 2社 |
| 繊維系 | セルロースファイバー | 1% | 4社 |
| 発泡プラスチック系 | 押出法ポリスチレンフォーム | 19% | 3社 |
| 発泡プラスチック系 | 硬質ウレタンフォーム | 12% | 10社 |
| 発泡プラスチック系 | ビーズ法ポリスチレンフォーム | 5% | 41社 |
| 発泡プラスチック系 | 高発泡ポリエチレン | 4% | 1社 |
| 発泡プラスチック系 | フェノールフォーム | 2% | 2社 |
出荷の約半分がグラスウールで、繊維系だけで58%でした。2011年の数字なので、いまの割合とは違う可能性があります。
同じ種類でも製品で性能が違う
断熱材の名前が同じでも、密度や製品の等級で熱の通しにくさは変わります。たとえばグラスウールは、10K相当と高性能16K相当で区分が2段階違う(次の章の表)ので、「グラスウールだから」で性能は決まりません。
壁の中に詰めるか外側に張るか
柱と柱の間に詰める方法を充填断熱、柱の外側に板状の断熱材を張る方法を外張り断熱といいます。この記事の厚さの試算は、木造の充填断熱で計算しています。
断熱材の種類の一覧は区分と燃えにくさで並べると違いが分かる
主な断熱材を、形と区分と燃えにくさで一覧にすると次のようになります。区分と燃えにくさは国の資料と告示、形は一般的な使われ方です。
| 断熱材 | 形 | 区分の例 | 燃えにくさ |
|---|---|---|---|
| グラスウール | マット・ボード・吹込み | A-1〜D | グラスウール板は不燃材料 |
| ロックウール | マット・ボード・吹込み | A-2〜C | 不燃材料 |
| セルロースファイバー | 吹込み | C | — |
| 硬質ウレタンフォーム | 吹付け・板 | C〜E | 燃える(発火点約410℃) |
| 押出法ポリスチレンフォーム | 板 | C〜E | 火気に注意 |
| フェノールフォーム | 板 | C〜F | 火気に注意 |
断熱材を比べる3つの物差し
熱伝導率(区分)=同じ厚さでの熱の通しにくさ
厚さ=熱伝導率と合わせて熱抵抗が決まる
施工=すき間と防湿で性能が変わる
建売を買う人におすすめの見方は等級から逆にたどること
建売では断熱材を自分で選べないので、おすすめは先に断熱等級(4〜7)を確かめ、そのあと種類と厚さを聞く順番です。等級が分かれば家全体の断熱の水準が決まり、断熱材の種類はその中身の説明になります。
断熱材の性能は熱伝導率で比べる|区分A-1からFの7つ


断熱材の性能を表す数字が熱伝導率(λ・単位W/(m・K))です。小さいほど熱を通しにくく、同じ厚さなら断熱の効果が高くなります。
国土交通省は、熱伝導率で断熱材を0.052から0.022以下までのA-1からFの7つの区分に分けています。
| 区分 | 熱伝導率 | 断熱材の例 |
|---|---|---|
| A-1 | 0.052〜0.051 | 吹込み用グラスウール(13K・18K) |
| A-2 | 0.050〜0.046 | 住宅用グラスウール10K相当・吹込み用ロックウール25K |
| B | 0.045〜0.041 | 住宅用グラスウール16K・20K相当 |
| C | 0.040〜0.035 | 高性能グラスウール16K・24K相当・ロックウール(マット)・吹付け硬質ウレタンフォームA種3・吹込用セルローズファイバー25K |
| D | 0.034〜0.029 | 高性能グラスウール40K・48K相当・押出法ポリスチレンフォーム2種・吹付け硬質ウレタンフォームA種1・A種2 |
| E | 0.028〜0.023 | 押出法ポリスチレンフォーム3種・硬質ウレタンフォーム保温板2種 |
| F | 0.022以下 | フェノールフォーム保温板1種 |
吹付けウレタンにも区分の違いがある
現場で吹き付ける硬質ウレタンフォームは、A種3がC区分、A種1・A種2がD区分です。「吹付けだから性能が高い」とは限らず、どの種類を何mm吹いたかで決まります。
熱抵抗は厚さを熱伝導率で割った数字
断熱材の層がどれだけ熱を止めるかは熱抵抗(R値)=厚さ÷熱伝導率で表します。熱伝導率の小さい断熱材は薄くても同じ熱抵抗になり、大きい断熱材は厚くしないと届きません。
断熱等級ごとに必要な厚さ|4〜7地域の壁は熱抵抗2.2と2.7


国土交通省の仕様基準は、木造の充填断熱で部位ごとに必要な熱抵抗を決めています。関西の大半が入る4〜7地域の数字は次のとおりです。
| 部位 | 省エネ基準(等級4) | 誘導基準(等級5相当) |
|---|---|---|
| 屋根 | 4.6(175mm) | 5.7(217mm) |
| 天井 | 4.0(152mm) | 4.4(168mm) |
| 壁(軸組) | 2.2(84mm) | 2.7(103mm) |
| 床(外気に接する部分) | 3.3(126mm) | 3.4(130mm) |
| 床(その他の部分) | 2.2(84mm) | 2.2(84mm) |
壁なら等級4で熱抵抗2.2、等級5相当で2.7、天井なら4.0と4.4が目安です。
省エネ基準は断熱等級4、誘導基準はZEH水準の断熱等級5にあたる水準です。国土交通省は、この仕様で基準に合うかを確かめる仕様基準ガイドブックのチェックシートも公開しています。仕様基準は断熱材と窓の仕様で基準を満たす方法の1つで、外皮の計算(UA値)で満たす方法もあります。等級4と5の違いは断熱等級とは|建売の等級4と5の違いとUA値の目安を解説、等級6は断熱等級6はどれくらい暖かい?UA値・光熱費と等級4・5との違いで解説しています。
断熱材の種類ごとに必要な厚さ(当社試算)
同じ熱抵抗にするのに必要な厚さを、区分の熱伝導率(上限の値)で計算すると次のようになります。
| 断熱材 | 熱伝導率 | 壁R2.2(等級4) | 壁R2.7(等級5相当) |
|---|---|---|---|
| グラスウール10K相当 | 0.050 | 110mm | 135mm |
| 高性能グラスウール16K相当 | 0.038 | 84mm | 103mm |
| 吹付け硬質ウレタンA種3 | 0.040 | 88mm | 108mm |
| 吹付け硬質ウレタンA種1 | 0.034 | 75mm | 92mm |
| 押出法ポリスチレン3種 | 0.028 | 62mm | 76mm |
| フェノールフォーム1種 | 0.022 | 48mm | 59mm |
厚さの試算の前提
熱伝導率は各区分の上限の値(高性能グラスウール16Kは国の表の0.038)
木造の充填断熱・4〜7地域の仕様基準の熱抵抗
実際の厚さは製品の熱伝導率で変わる
天井も同じで、熱抵抗4.0なら高性能グラスウール16Kで152mm、吹込み用グラスウール(A-1)なら約208mmが要ります(当社試算)。
柱105mmの壁に入るか|グラスウール10Kは等級4でも収まらない


充填断熱は柱の太さの中に断熱材を詰めるので、柱が105mmなら壁の断熱材の厚さは105mmまでです(当社の他の記事と同じ前提)。前の表を105mmと比べると、次のようになります。
| 断熱材 | 等級4の壁(R2.2) | 等級5相当の壁(R2.7) |
|---|---|---|
| グラスウール10K相当 | 110mm=収まらない | 135mm=収まらない |
| 高性能グラスウール16K相当 | 84mm=収まる | 103mm=ぎりぎり収まる |
| 吹付け硬質ウレタンA種3 | 88mm=収まる | 108mm=収まらない |
| 吹付け硬質ウレタンA種1 | 75mm=収まる | 92mm=収まる |
グラスウール10K相当では、等級4の壁の熱抵抗にも柱105mmの中で届きません。
つまり、等級4や5を取っている家は、断熱材の種類だけでなく密度や区分の高いものを選んでいるはずです。逆に言えば、「グラスウール」「吹付け」という名前だけ聞いても性能は分からないので、区分か熱伝導率と厚さを一緒に聞きます。



「うちは吹付け断熱です」と言われたら、それで安心していいですか。



吹付けにもA種1からA種3まであって、区分が違います。何mm吹いているかと、断熱等級が何かを一緒に聞いておくと、数字で比べられます。
壁より天井と屋根の厚さの差が大きい
天井は熱抵抗が大きいぶん、断熱材の厚さの差も広がります。夏の2階の暑さは2階が暑いときの対策は?屋根・窓・断熱の原因と内見で確認したいこと、小屋裏の湿気の逃がし方は小屋裏換気とは?屋根裏に熱・湿気をためない仕組みと換気扇の効果で解説しています。
グラスウールのデメリット|すき間と湿気で性能が変わる


グラスウールは燃えにくく、出荷も多い断熱材ですが、すき間なく入れて防湿材を連続させて初めて性能が出る断熱材です。日本木造住宅産業協会の木造軸組住宅仕様書は、次のような施工を決めています。
| 仕様書の項目 | 決められていること |
|---|---|
| 耳付きの断熱材の留め方 | 耳を木枠の室内側の面に、間隔200mm内外でタッカー釘留め |
| すき間に注意する場所 | 外壁と天井・屋根、外壁と床、間仕切壁と天井・床、下屋の小屋裏の天井と壁の取合い部 |
| 防湿材 | 透湿抵抗の小さい断熱材を使うときは、防湿材を室内側に施工 |
| 防湿材の継目 | 下地材のあるところで30mm以上重ね合わせる |
| 防湿材が破れたとき | 電気配線や設備配管で破れたら防湿テープで補修 |
数字で決まっているのは、耳の留め付けが間隔200mm内外、防湿材の継目の重ねが30mm以上の2つです。どちらも壁を閉じると見えなくなる部分です。



グラスウールの家は寒いと聞きました。避けたほうがいいですか。



寒さはグラスウールという種類よりも、厚さと密度とすき間の有無で決まります。断熱等級と、どの区分のグラスウールを何mm入れたかを聞けば比べられます。
グラスウールの湿気の弱点は防湿材で守る
グラスウールは透湿抵抗が小さく、室内の湿気が断熱材の中に入らないように防湿材が要ります。仕様書は、プラスチック系で透湿抵抗の大きい断熱材なら防湿材を省いてよいとしています。壁の中の湿気の逃がし方は通気工法とは?外壁の通気層の役割とメリット・デメリットを解説、窓や壁の結露は新築の結露がひどいのはなぜ?1年目に多い原因とカビと建売の窓の対策を解説で解説しています。
グラスウールのよいところは燃えにくさ
デメリットだけでなく、ロックウールとグラスウール板は告示で不燃材料に挙げられています(後の章)。経済産業省の資料も、密度24kg/m3以上のグラスウールは遮音材や防火材として使われると書いています。



グラスウールの性能は施工で変わるので、「グラスウールだから悪い」「吹付けだから良い」とは言い切れません。
発泡系と吹付けのデメリット|燃えにくさと現場で性能が変わること


発泡プラスチック系の断熱材は、薄くても熱伝導率が小さいものが多い一方で、燃える材料なので火気に注意が要ります。仕様書も「発泡プラスチック系断熱材については、火気に十分注意する」としています。
日本ウレタン工業協会の資料によると、硬質ウレタンフォームの発火点は約410℃です。
吹付けは施工現場で性能が変わる可能性がある
経済産業省の資料は、硬質ウレタンフォームは現場で発泡させて吹き付ける吹付け品が主流で、「施工現場によって性能が変わる可能性」があることを理由に、出荷時点の性能を測る制度の対象から外しています。グラスウールやロックウールの吹込み品も同じ理由で外れています。
吹付け断熱のデメリットは通気工法とは?外壁の通気層の役割とメリット・デメリットを解説で詳しくまとめています。
吹付け断熱で確かめたいこと
吹付けの種類(A種1〜A種3)と吹いた厚さ
防湿材が要る種類かどうか
断熱等級と評価書があるか
板状の断熱材は外張りや床に使われる
押出法ポリスチレンフォームやフェノールフォームは板状の断熱材で、外張り断熱や床・基礎まわりに使われます。区分ではE・Fと熱伝導率が小さく、同じ熱抵抗なら薄くできます。
断熱材の燃えにくさ|ロックウールとグラスウール板は不燃材料


建築基準法の不燃材料は、平成12年建設省告示第1400号で決められています。告示は、コンクリートやせっこうボード(12mm以上)などと並べて、第16号にロックウール、第17号にグラスウール板を挙げています。
| 断熱材 | 燃えにくさ | 根拠 |
|---|---|---|
| ロックウール | 不燃材料 | 告示第1400号 第16号 |
| グラスウール板 | 不燃材料 | 告示第1400号 第17号 |
| 硬質ウレタンフォーム | 燃える(発火点約410℃) | 日本ウレタン工業協会 |
| 発泡プラスチック系全般 | 火気に十分注意する | 木造軸組住宅仕様書 |
火災保険料が安くなる省令準耐火構造の家でも、断熱材の種類の決まりは仕様ごとに違います。省令準耐火構造とは?準耐火との違いと火災保険料・確認書類を解説で確かめ方を解説しています。
関西の建売の図面に断熱材の種類は書いてあるか(当社集計)


関西の建売の販売図面224枚を当社で集計しました。断熱についての記載は次のとおりです。
| 項目 | 販売図面224枚 |
|---|---|
| 断熱材の記載 | 3枚(どれも吹付け) |
| グラスウール・ロックウールの記載 | 0枚 |
| 断熱材の厚さ(mm) | 0枚 |
| 断熱等級の数字 | 8枚(等級4が5枚・等級5が3枚) |
| ZEHの記載 | 9枚 |
| UA値の記載 | 5枚 |
断熱材の種類を書いた3枚はどれも吹付けの断熱で、グラスウールやロックウールと書いた図面は1枚もありませんでした。
物件データ1,336件でも、断熱材の種類の記載は0件でした。断熱等級の記載は107件ありましたが、107件はすべて1社の「断熱等性能等級5取得予定」です。
集計の但し書き
物件データの95.0%は飯田グループの物件です
設備欄は選択式のタグなので、0件でも「入っていない」とは限りません
図面に書かれていないのは、断熱材がないという意味ではありません
図面に断熱材がないなら書類で確かめる
図面に書かれていない以上、断熱材の種類と厚さは売主の書類で確かめるしかありません。等級を取っている物件なら、評価書と仕様書で分かります。
建売の断熱材を確かめる方法|評価書と仕様書と売主への質問


断熱材は完成すると壁や天井の中に隠れて見えません。書類で等級(4〜7)を確かめ、売主に種類と厚さを聞くのが確実です。
| 確かめるもの | 分かること |
|---|---|
| 設計住宅性能評価書 | 断熱等性能等級(等級4〜7) |
| BELSの評価書・省エネ性能ラベル | 断熱性能の段階・UA値 |
| 仕様書・断熱の仕上表 | 断熱材の種類・厚さ・部位ごとの仕様 |
| 売主への質問 | 区分か熱伝導率・密度・吹付けの種類(A種1〜3) |
BELSの見方はBELSとは?星の数・省エネ性能ラベルの見方とZEH水準との違い、ZEHはZEH(ゼッチ)とは?条件・メリットとZEH水準の建売との違いを解説、長期優良住宅の書類は長期優良住宅のメリット・デメリット|固定資産税・住宅ローン控除を比較で解説しています。
売主に聞く4つ
壁・天井(屋根)・床の断熱材の種類
それぞれの厚さと密度か区分
断熱等性能等級と、評価書があるか
完成前なら、断熱材を入れたところを見られるか
完成前なら断熱材を入れた時期に見られることがある
建築中の建売なら、内装を張る前に断熱材が見える時期があります。見せてもらえるかは売主しだいなので、契約の前に聞いておきます。完成前に買うときの注意点は建売は完成前に買うべき?建つ前に購入する値引きと未完成物件の確かめ方を解説でまとめています。
断熱材だけで家の暖かさは決まらない
家から逃げる熱の4割ほどは窓からなので、窓の性能と気密も一緒に見ることが大切です。窓は窓が少ない家は後悔する?暗さ・換気・断熱・防犯で比べるメリットと注意点、気密は気密測定とは?C値の目安・測定方法と建売で確認しておきたいこと、HEAT20の目安はHEAT20とは?G1・G2・G3の違いとUA値・断熱等級の見方で解説しています。冬の寒さと体への負担はヒートショック対策とは?脱衣所・浴室の暖め方と電気代・断熱で選ぶ家の注意点、建売の寒さの原因は建売は寒い?冬に寒くなる原因と内見での確かめ方と寒さ対策を解説も参考にしてください。
断熱材の種類に関するよくある質問


- いちばん使われている断熱材は何ですか。
-
経済産業省の資料では、2011年の出荷割合はグラスウールが48%でいちばん多く、押出法ポリスチレンフォームが19%、硬質ウレタンフォームが12%でした。
- 断熱材の性能は何で比べればいいですか。
-
熱伝導率で比べます。国土交通省は0.052から0.022以下までをA-1からFの7つの区分に分けています。
- 等級4の壁にはどれくらいの厚さが要りますか。
-
4〜7地域の木造の充填断熱なら熱抵抗2.2で、高性能グラスウール16K相当なら84mmです(国土交通省の仕様基準)。
- グラスウールは燃えますか。
-
告示第1400号はロックウールとグラスウール板を不燃材料に挙げています。硬質ウレタンフォームは発火点が約410℃の燃える材料です。
- グラスウールのデメリットは何ですか。
-
すき間と湿気で性能が変わることです。仕様書は防湿材を室内側に連続させ、取合い部にすき間を作らないよう決めています。
- 建売の断熱材の種類はどこで分かりますか。
-
関西の建売の販売図面224枚で種類を書いたのは3枚だけでした。売主に仕様書で種類と厚さを聞き、評価書で等級を確かめます。
断熱材は種類より熱抵抗と施工で比べる


断熱材は名前ではなく、熱伝導率と厚さで決まる熱抵抗と、すき間のない施工で比べるのが確実です。
- 繊維系と発泡プラスチック系・2011年の出荷はグラスウールが48%
- 性能は熱伝導率で比べる・区分はA-1からFの7つ
- 4〜7地域の壁は等級4で熱抵抗2.2・等級5相当で2.7
- グラスウール10K相当は柱105mmの壁で等級4に届かない(当社試算)
- ロックウールとグラスウール板は不燃材料・発泡系は火気に注意
- 関西の建売の図面224枚で断熱材の種類の記載は3枚
壁の中は住んでから確かめられません。買う前に書類で種類と厚さと等級をそろえておけば、住んでからの「寒い」「暑い」の原因を減らせます。
当社は新築の建売を仲介手数料0円でご案内しています。買主の側に立って、物件の良いところも気になるところもそのままお伝えします。ご希望があれば、売主に断熱材の種類と厚さを確かめるお手伝いもします。内見の準備は建売の内覧チェックポイント|見る順番と持っていくものも参考にしてください。
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


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