
新築の建売を買ったばかりなのに、天井に水のシミのようなものが出てきました。これって雨漏りでしょうか。誰に言えばいいのか分かりません。
新築の家で雨漏りが起きると、それだけで気持ちが沈みますよね。「新築なのにどうして」と思うのは当然です。
先に結論を言います。新築の雨漏りは、売主が引渡しから10年間直す責任を負う不具合です。法律で決まっていて、契約でこの期間を短くすることもできません。
ただし、伝え方を間違えると話がこじれます。
気づいてから1年以上売主に伝えなかったり、先に自分で業者を呼んで直したりすると、直してもらえなくなるおそれがあるからです。
避け方は、写真と天気を記録して、気づいた日から1年以内に売主へ書面で伝えることです。
この記事では、国の基準と相談統計を使って、新築の雨漏りの原因になりやすい場所と、10年保証で直せる範囲、火災保険が使えるかどうか、内見で確かめる点をまとめます。
この記事で分かること
新築の戸建てで雨漏りの相談がどれくらいあるか
新築で雨漏りの原因になりやすい6つの場所
雨漏りを防ぐために国が定めている施工の数字
10年保証で直せる範囲と売主が倒産したときの仕組み
雨漏りを見つけたときの6つの手順と火災保険の扱い
新築でも雨漏りは起きる|新築戸建ての相談の12.7%が雨漏り


新築の雨漏りがどれくらいあるのかは、国の指定を受けた住宅専門の相談窓口の統計で分かります。住宅リフォーム・紛争処理支援センターが毎年まとめている住宅相談統計年報です。
新築の雨漏りは不具合の相談で3番目に多い
2025年度の相談のうち、新築の戸建住宅で不具合が出ていた相談は5,331件でした。そのうち雨漏りは675件で、全体の12.7%です。
| 順位 | 不具合 | 件数 | 割合 | 多い部位 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ひび割れ | 1,073件 | 20.1% | 外壁・基礎 |
| 2 | 性能不足 | 893件 | 16.8% | 設備機器・外構 |
| 3 | 雨漏り | 675件 | 12.7% | 屋根・外壁 |
| 4 | 変形 | 649件 | 12.2% | 開口部・建具・床 |
| 5 | はがれ | 628件 | 11.8% | 外壁・内装 |
ひび割れと性能不足に続く3位です。しかも雨漏りが多い部位は屋根と外壁で、家の外側を雨から守る部分に集まっています。
瑕疵保険の事故は防水が9割を超える
もう一つの数字があります。国土技術政策総合研究所は2017年の発表で、新築住宅の瑕疵保険の事故のうち、防水の事故が9割を超えると説明しています。
保険金が支払われるほどの不具合は、ほとんどが雨水にかかわるということです。さらに古いデータですが、2007年度の旧保証制度では外壁の雨漏り事故だけで全体の65.3%を占めていました。
新築の雨漏りを示す3つの数字
新築戸建ての不具合の相談のうち12.7%(675件)が雨水の浸入
新築住宅の瑕疵保険の事故は防水が9割超
紛争処理まで進んだ戸建ての事件の争点の15.5%



雨漏りって、家が古くなってから起きるものだと思っていました。



新築でも起きます。部材の継ぎ目の施工が原因なら、住み始めて最初の雨や台風で出ることもあります。だから10年の保証があるんです。
雨漏りは紛争になりやすい不具合でもある
話し合いで解決せず、住宅紛争審査会の紛争処理まで進んだ戸建ての事件でも、争点の15.5%が雨漏りでした。原因の場所が見えにくく、売主と買主で言い分が分かれやすいからです。
だからこそ、雨漏りは最初の1回目の記録と、1年以内の書面での連絡で結果が変わります。欠陥住宅の全体像は欠陥住宅とは?新築の建売で多い不具合ランキングと見分け方と相談先を解説で詳しく解説しています。
新築の雨漏りの原因|起きやすい6つの場所


新築の雨漏りの原因は、屋根や外壁の真ん中より、サッシ・バルコニー・屋根と壁の境など、部材の継ぎ目と壁の穴の6か所に集まります。面の部分は工場で作った材料でも、継ぎ目は現場の手仕事で防水するからです。
1 サッシまわりの雨漏りは防水テープの貼り方で決まる
窓のまわりは、新築の雨漏りの原因として最も話題になる場所です。サッシと外壁の防水シートの間を防水テープで密着させる施工が要になります。
テープの貼る順番が逆だったり、角にすき間が残ったりすると、外壁の内側に入った雨水が窓枠の下から室内に回ります。雨漏りが窓の下の角や、窓の下の壁のクロスに出たら、まずサッシまわりを疑います。
2 バルコニーの雨漏りは立上りと排水口に出る
バルコニー(ベランダ)は、平らな床で受けた雨を排水口へ流す場所です。床の防水層を壁に立ち上げる高さが足りないと、強い雨のときに水が壁の中へ入ります。
排水口(ドレン)のまわりも弱点です。落ち葉や砂で排水口が詰まると、水があふれて掃き出し窓の下から入ることがあります。バルコニーの真下の部屋の天井に雨漏りのシミが出るのは、このパターンが多いです。
建売のバルコニーは、FRP防水の床に、排水口が1〜2か所という作りが多く見られます。年に数回、排水口のまわりのごみを取るだけでも、あふれる水を防げます。
3 屋根と外壁が交わる部分の雨漏り
2階の外壁に1階の屋根がぶつかる部分は、雨押えという板金で納めます。ここの防水シートの立ち上げが足りないと、屋根を流れた雨水が壁の中に入ります。
総2階ではない間取りの建売に多い形です。1階の天井や、2階の壁ぎわに雨漏りのシミが出たら、この部分が原因の候補になります。
4 外壁の目地のシーリングからの雨漏り
サイディングの外壁は、板と板の間をシーリング材で埋めています。シーリングは紫外線で少しずつ硬くなり、すき間が開くことがあります。
ただし新築の外壁は、シーリングの内側にも防水シートがあり、二重で雨を止める作りです。シーリングが少し切れただけで室内まで水が来るなら、内側の防水シートの施工も疑う必要があります。
5 換気フードや配管の貫通部の雨漏り
外壁には、換気扇のフード、エアコンの配管、給湯器の配管などの穴があります。穴の周囲を防水テープで密着させていない場合は、そこから雨水が入ります。
入居後にエアコンを付けるとき、新しく壁に穴をあける工事にも注意が必要です。売主以外の業者があけた穴から雨漏りすると、売主の保証の対象から外れることがあるからです。
6 太陽光パネルの架台と天窓の雨漏り
屋根の上に後から何かを固定する工事は、屋根に穴をあけます。太陽光パネルの架台を留める金具の数だけ屋根に穴があき、1か所ずつ止水が必要な部分です。
天窓も、窓とメーカーが決めた方法で防水しないと雨漏りしやすい部分です。太陽光付きの建売の保証の考え方は新築の太陽光はいらない?建売で後悔する人と元が取れる年数とオール電化と蓄電池の電気代で解説しています。
| 場所 | 雨漏りのシミが出やすい所 | 原因になりやすい施工 |
|---|---|---|
| サッシまわり | 窓の下の角・窓下の壁 | 防水テープのすき間や貼る順番 |
| バルコニー | 真下の部屋の天井・掃き出し窓の下 | 防水層の立上り不足・排水口の詰まり |
| 屋根と外壁の境 | 1階の天井・2階の壁ぎわ | 雨押えの防水シートの立上り不足 |
| 外壁の目地 | 外壁に面した壁 | シーリングと内側の防水シート |
| 換気フード・配管 | 穴のまわりの壁 | 貫通部の防水テープ |
| 太陽光・天窓 | 2階の天井・小屋裏 | 屋根の穴の止水 |
表のとおり、水のシミが出た場所と、水が入った場所は一致しないことがよくあります。水は防水シートと柱の間を伝って、低い方へ移動してから室内に出るからです。シミの真上だけを直しても止まらないのはそのためです。
雨水の入口と出口は離れていることがある
2階のサッシから入った水が1階の天井に出ることもある
原因の特定は、散水試験などで入口を確かめてから
シミの位置だけで原因を決めつけない
雨漏りを防ぐ国の基準|瑕疵保険の設計施工基準の数字


新築住宅の売主は、瑕疵保険に入るか、保証金を供託する義務があります。保険に入る家は、国土交通省が示す「住宅瑕疵担保責任保険 設計施工基準」に合わせて建てる決まりです。
この基準には、雨漏りを防ぐための具体的な数字が書かれています。新築の雨漏りの原因を考えるときの物差しになります。
屋根の雨漏り対策は下ぶきの重ね幅で決まっている
屋根材の下には、下ぶき(ルーフィング)という防水シートを張ります。基準の第7条は、その重ね方を数字で決めています。
| 部分 | 基準の内容 |
|---|---|
| 屋根の形 | 勾配屋根とし、屋根材に合った勾配にする |
| 下ぶきの重ね | 上下(流れ方向)100㎜以上、左右200㎜以上 |
| 谷と棟 | それぞれ両方向へ250㎜以上重ねる |
| 屋根と壁の取合い | 壁に沿って250㎜以上、かつ雨押えの上端より50㎜以上立ち上げる |
| 天窓 | 天窓と屋根材のメーカーが指定する方法で防水する |
バルコニーの雨漏り対策は勾配と立上りの高さ
バルコニーの基準は第8条です。床に50分の1以上の勾配をつけ、水が排水口へ流れるようにします。
防水層を壁に立ち上げる高さは、掃き出し窓の下で120㎜以上、それ以外の部分で250㎜以上と決まっています。FRP防水なら、補強のガラスマットを原則2層以上にすることも求めています。
手すり壁の上にかぶせる笠木を釘やねじで留めるときは、穴の部分にあらかじめ防水テープやシーリングで止水することまで書かれています。バルコニーの雨漏りがそれだけ多いということです。
外壁とサッシの雨漏り対策は防水紙と防水テープ
外壁の基準は第9条です。外壁の内側に張る防水紙は、上下左右とも90㎜以上重ねると決まっています。サイディングの外壁では、左右の重ねは150㎜以上です。
そしてサッシや配管の穴のまわりは防水テープで密着させる(第9条2項4号)と定めています。先ほどのサッシまわりと貫通部の雨漏りは、この一文が守られているかどうかの問題です。
設計施工基準の数字は「最低限」の線
保険を付ける新築は、この基準に合わせて建てることが前提
基準を満たしていても、施工の精度で雨漏りは起きる
完成前に保険法人の現場検査があるが、全部の箇所を見るわけではない
基準は最低限の線なので、これを守っていれば雨漏りしないという意味ではありません。ただ、雨漏りの原因を売主と話すときに「どの基準のどの部分か」を示せると、話が具体的になります。
新築の雨漏りは10年保証|品確法95条で直せる範囲


新築住宅の雨漏りは、住宅品質確保法(品確法)で特別に守られています。第95条は、新築住宅の売主に「雨水の浸入を防止する部分」について引渡しから10年間の責任を負わせています。
雨漏りの10年保証の対象は屋根と外壁と窓枠
「雨水の浸入を防止する部分」が具体的にどこかは、品確法の施行令第5条2項に書かれています。
| 対象の部分 | 具体例 |
|---|---|
| 屋根 | 屋根材・下ぶき・板金 |
| 外壁 | 外壁材・防水紙・シーリング |
| 開口部の建具 | サッシ・玄関ドアの戸や枠 |
| 雨水の排水管 | 屋根や外壁の内部、または屋内にある部分 |
つまり、屋根や外壁や窓から雨が入ったら、ほぼすべてが10年の対象です。壁の中を通る雨どいの排水管も含まれます。
10年の対象になる雨水の浸入の例
サッシと外壁のすき間から壁の中に水が入った
バルコニーの防水層の切れ目から下の部屋に水が落ちた
屋根の下ぶきの重ね不足で小屋裏が湿った
壁の中の雨水の排水管の継ぎ目から水が漏れた
雨漏りの責任を10年より短くする特約は無効
品確法95条は、この10年の責任について10年より短くするなど買主に不利な特約は無効と定めています。契約書に「雨漏りの保証は2年」と書いてあっても、雨水の浸入を防止する部分については10年が優先します。
一方で、雨漏りでできた天井のシミや、ぬれたクロスや床の張り替えはどうなるかも気になるところです。原因が10年の対象部分にあれば、その補修に伴う内装の復旧も、売主に求められるのが一般的です。範囲は売主との話し合いで決まるので、ぬれた場所は全部写真に残しておきます。
雨漏りに気づいたら1年以内に伝える
10年の保証があっても、伝えるのが遅れると守られません。民法566条は、買主が不具合を知った時から1年以内に売主へ通知しないと、直してもらう権利などを主張できなくなると定めています。
品確法の10年の責任にも、この通知の決まりがかかります。「10年あるからそのうちに」ではなく、気づいた日から1年以内、できればすぐに伝えるのが鉄則です。
アフターサービスの期間との違いは建売の保証期間は何年?新築の瑕疵担保責任10年とアフターサービスと最長60年保証の条件で整理しています。



完成から1年以上たった未入居の建売は、品確法の「新築住宅」に当たりません。10年の責任が当然には付かないので、契約書の保証の欄を必ず確かめてください。
売主が倒産しても雨漏りは直せる|瑕疵保険と供託の仕組み


10年の間に売主が倒産したらどうなるのか、と不安になる方も多いです。そのために住宅瑕疵担保履行法が、新築住宅の売主に保険か供託の2つのどちらかを義務づけています。
瑕疵保険なら買主が保険法人へ直接請求できる
売主が保険に入っている場合、売主が倒産して直せないときは、買主が保険法人へ直接請求できます。このとき補修費用などの100%が支払われる仕組みです。
保険金額は1戸あたり2,000万円以上と決まっています。売主が倒産していない通常の場合は、売主が直して、その費用の一部を保険で受け取ります。
供託なら供託所に還付を請求する
保険の代わりに、売主が法務局などの供託所に保証金を預けている場合もあります。この場合、売主が倒産したら、買主は供託所に還付を請求して補修の費用に充てます。
| 保険の場合 | 供託の場合 | |
|---|---|---|
| 売主が健在 | 売主が直す(費用の一部を保険で受け取る) | 売主が直す |
| 売主が倒産 | 買主が保険法人に直接請求(100%) | 買主が供託所に還付を請求 |
| 確かめる書類 | 保険付保証明書・保険証券 | 供託所の所在地などの説明書面 |
| 説明の時期 | 売買契約の前 | 売買契約の前 |
どちらを選んでいるかは、売買契約の前に説明されます。保険の書類は雨漏りで請求するときに必要になるので、10年間なくさないようにしてください。
契約の前に聞いておきたい3つのこと
保険と供託のどちらか(保険ならどの保険法人か)
保険法人の現場検査を何回受けたか
引渡しのときに保険付保証明書を渡してもらえるか



保険の書類って、どこにあるのか分かりません。



引渡しのときに渡される書類の束に入っていることが多いです。「保険付保証明書」という名前を探してみてください。見つからなければ売主に聞けば出してもらえます。
新築で雨漏りを見つけたときの手順|応急処置から補修まで


新築で雨漏りに気づいたら、慌てて自分で直そうとしないことが大切です。次の6つの手順で進めます。
手順1:雨漏りの応急処置で被害を広げない
まず、水が落ちている場所にバケツや洗面器を置き、床にタオルやビニールシートを敷きます。家具や家電は水のかからない場所へ移します。
天井から水が落ちている近くに照明やコンセントがあるときは、感電やショートのおそれがあるので、その回路のブレーカーを切るのが安全です。屋根に登って自分で確かめるのは危険なのでやめてください。
手順2:雨漏りの場所を日時の分かる写真で残す
シミや水滴を、日時が記録される設定のスマホで、近くと引いた位置の両方から撮ります。動画で水が落ちる様子を撮っておくのも有効です。
ぬれたクロスや床、家具も撮っておきます。シミの大きさが分かるよう、メジャーを当てて撮ると後で比べられます。
手順3:雨漏りが出たときの天気と風向きを記録する
雨漏りは、どんな雨のときに出たかが原因を探す手がかりになります。「横なぐりの雨のときだけ」「長雨の3日目に」といった違いで、疑う場所が変わるからです。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| 日時 | 10月5日 夜9時ごろに気づいた |
| 天気 | 台風で風が強い雨・長雨・夕立など |
| 風の向き | 南からの風が強かった |
| 場所 | 2階洋室の窓の左下・1階和室の天井 |
| 量 | 水滴が数滴・シミが広がった・水が落ちてきた |
手順4:売主に連絡して書面やメールで残す
記録がそろったら、売主のアフターサービスの窓口に連絡します。電話で伝えたあと、日付の分かるメールや書面でも同じ内容を送ると、1年以内に通知した証拠になります。
売主に伝える前に、自分で呼んだ業者に直させるのは避けてください。原因の場所が分からなくなり、売主の保証で直す話がこじれる原因になります。
雨漏りに気づいたときにやってはいけないこと
気づいてから1年以上、売主に伝えずに放っておく
売主に伝える前に、自分で頼んだ業者に補修させる
口頭だけで伝えて、日付の残る記録を作らない
屋根やバルコニーの手すりに登って自分で調べる
手順5:雨漏りの原因の調査は売主に手配してもらう
売主は施工会社や専門業者を手配して原因を調べます。水をかけて漏れる場所を確かめる散水試験をすることもあります。
調査の日は立ち会い、どこが原因と判断されたか、どう直すかを書面でもらいます。説明に納得できないときは、第三者の建築士に見てもらう方法もあります。詳しくはホームインスペクションとは?費用相場と新築の建売で見る場所を解説で解説しています。
手順6:補修のあと次の雨で止まったか確かめる
補修が終わったら、次にまとまった雨が降ったときに同じ場所を確かめます。雨漏りは一度の補修で止まらないこともあるからです。
再発したら、同じように記録して売主に伝えます。補修の報告書は、保険の書類と一緒に10年間しまっておきましょう。
雨漏りと結露と漏水の見分け方
天井や窓のシミは、雨漏りではなく結露や配管の水漏れのこともあります。見分ける目安は雨の日とその翌日に出るか、冬の朝に出るかです。
| 雨漏り | 結露 | 配管の漏水 | |
|---|---|---|---|
| 出るとき | 雨や台風の日・その翌日 | 冬の朝・寒い日 | 天気に関係なく |
| 出やすい場所 | 天井・窓の下・外壁側の壁 | 窓ガラス・北側の壁・押入れ | 浴室や台所の近く・2階の水まわりの真下 |
| 保証の考え方 | 10年の対象 | 暮らし方の影響もある | 契約の保証で判断 |
どれか判断がつかなくても、まず売主に伝えて調べてもらえば大丈夫です。結露の原因と対策は新築の結露がひどいのはなぜ?1年目に多い原因とカビと建売の窓の対策を解説で解説しています。
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- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
- 売主側では言いにくい弱点も、買主の立場でお伝えします
- 新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています
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雨漏りに火災保険は使える?台風の破損は対象で施工不良は売主


「雨漏り 火災保険」で調べる人はとても多いです。答えは、台風・ひょう・大雪の破損なら火災保険、施工不良なら売主が10年に分かれます。
台風やひょうで屋根が壊れた雨漏りは火災保険の対象になりうる
台風の強風で屋根材がずれた、ひょうで屋根に穴があいた、大雪で雨どいが壊れた。こうした風災・ひょう災・雪災で壊れた部分から入った雨漏りは、火災保険で補償される可能性があります。
ただし、契約によっては損害額が一定以上でないと支払われない条件が付いていることもあります。自分の火災保険の補償の範囲と免責の条件を確かめてください。
新築の施工不良の雨漏りは火災保険ではなく売主が直す
一方で、防水テープの施工不良や、防水層の立上り不足が原因の雨漏りは、自然災害ではありません。火災保険の対象ではなく、品確法の10年の責任で売主が直すものです。
古くなって傷んだことが原因の雨漏り(経年劣化)は、火災保険の対象外とされるのが一般的です。新築なら経年劣化の可能性は低く、まず売主に伝えるのが順番です。
火災保険の請求は3年で時効になる
火災保険を請求する場合も、期限があります。保険法95条で、保険金を請求する権利は3年で時効にかかると定められています。
台風のあとに気づいたら、売主と保険会社の両方に早めに連絡するのが安全です。自然災害か施工不良かは、保険会社や売主が現場を調べて判断します。
| 雨漏りの原因 | 直すのは | 使う仕組み |
|---|---|---|
| 施工不良(防水テープ・立上り不足など) | 売主 | 品確法の10年の責任・瑕疵保険 |
| 台風・ひょう・大雪で壊れた | 自分(保険金で) | 火災保険の風災・ひょう災・雪災 |
| 経年劣化 | 自分 | なし(補償の対象外とされるのが一般的) |
| 入居後に自分で頼んだ工事の穴 | 工事をした業者 | 工事業者の保証 |
迷ったときは、新築から10年以内なら、まず売主に連絡してから保険会社に相談する順番がおすすめです。売主の調査で施工不良と分かれば、火災保険を使う必要はありません。火災保険を使うと、その後の保険料や契約の更新に影響することもあるからです。
新築の火災保険の選び方は新築一戸建ての火災保険の相場は?木造の10年一括が5年になった理由と耐震等級割引で解説しています。
建売の内見と引渡し前に雨漏りを確かめる6つの場所


新築の雨漏りは、完成したばかりの家ではまだ表に出ていないことが多いです。それでも、内見と引渡し前の立ち会いで見ておくと安心な6か所があります。
天井のシミとサッシの下の角を見る
2階の天井、階段の上の天井、窓の下の角を見ます。うっすらとした輪じみや、クロスの浮きがないかを確かめます。
掃き出し窓の下の床も見ておきます。バルコニーの雨漏りは、この部分から出ることがあるからです。
小屋裏の点検口の中で雨漏りの跡を見る
2階の収納の天井などにある点検口を開けると、屋根の裏側が見えます。スマホのライトで照らし、木材の黒いシミや、断熱材のぬれた跡がないかを見ます。
点検口を開けてよいかは、内見のときに案内する人に一言聞いてください。内見の順番と持ち物は建売の内覧チェックポイント|見る順番と持っていくものにまとめています。
バルコニーの排水口と勾配を見る
バルコニーに出て、排水口がふさがっていないか、床に水たまりの跡がないかを見ます。排水口の数が1つだけなら、詰まったときに水があふれやすいので、掃除の頻度を意識しておきます。
外壁の目地と配管の穴のまわりを見る
外壁を一周して、シーリングのすき間や切れ、配管の穴のまわりのすき間を見ます。新築なら、ここに目に見えるすき間があること自体が指摘の対象です。
内見で雨水の浸入を確かめるときの持ち物
スマホ(ライトと日時入りの写真)
メジャー(シミやすき間の大きさを測る)
間取り図(どの部屋のどの窓かを書き込む)
見つけたものは、間取り図に場所を書き込み、写真に1から番号を振ると、売主に伝えるときに話が早くなります。引渡し前に見つかれば、引渡しまでに直してもらうのが基本です。
雨漏りの保険の書類と工事中の写真を確かめる
書類も確かめます。瑕疵保険の書類があるか、保険法人の現場検査を受けているかを、契約の前に聞いておきます。
建築中の建売なら、外壁材を張る前に、防水紙の重ね90㎜以上とサッシ周囲の防水テープを見られることもあります。当社の物件データでは、掲載中の建売の31.5%が建築中か未着工でした。完成前に買うときの確かめ方は建売は完成前に買うべき?建つ前に購入する値引きと未完成物件の確かめ方を解説で解説しています。
雨漏りの点で気をつけたい建売
総2階ではなく、1階の屋根が2階の壁にぶつかる部分がある
バルコニーが部屋の真上にある(ルーフバルコニーなど)
太陽光パネルや天窓が付いている
外壁の目地や配管の穴が多い
これらは雨漏りしやすいという意味ではありません。ただ、雨漏りの原因になりうる場所が多いので、引渡し後の点検で重点的に見てもらうとよい家です。
新築の雨漏りに関するよくある質問


- 新築の雨漏りは何年目に多いですか。
-
雨漏りだけの年数の割合は公表されていませんが、新築の不具合全体では築3年未満までで47.9%を占めています。施工が原因の雨漏りは、最初の大雨や台風で出ることもあります。
- 新築の雨漏りの保証は何年ですか。
-
住宅品質確保法95条で、雨水の浸入を防止する部分(屋根・外壁・窓枠など)は引渡しから10年です。これより短くする特約は無効です。
- 雨漏りに気づいたら、いつまでに伝えればいいですか。
-
民法566条で、不具合を知った時から1年以内に売主へ通知する必要があります。気づいたらすぐ、日付の分かるメールや書面で伝えてください。
- 売主が倒産したら雨漏りは直してもらえませんか。
-
新築住宅の売主には保険か供託が義務づけられています。保険なら、買主が保険法人に直接請求でき、補修費用などの100%が支払われます。
- 雨漏りに火災保険は使えますか。
-
台風やひょう、大雪で屋根などが壊れて雨漏りした場合は、補償される可能性があります。施工不良が原因の雨漏りは売主が直し、経年劣化は対象外とされるのが一般的です。
- 雨漏りか結露か分からないときはどうすればいいですか。
-
雨の日やその翌日に出るなら雨漏り、冬の朝に窓や北側の壁に出るなら結露の可能性が高いです。判断がつかなくても、まず売主に伝えて調べてもらいましょう。
- 自分で業者を呼んで直してもいいですか。
-
売主に伝える前に直すのは避けてください。原因が分からなくなり、売主の保証で直す話がこじれることがあります。
- エアコンを付けるために壁に穴をあけても大丈夫ですか。
-
売主以外の業者があけた穴から雨漏りすると、売主の保証の対象から外れることがあります。工事の前に、売主にスリーブ(配管の穴)の位置を確かめておくと安心です。
新築の雨漏りは記録と早めの連絡で守る|建売で押さえる6つのこと


最後にまとめます。新築の雨漏りは売主が10年直す不具合で、記録を残して早めに伝えれば守られるのが基本です。
- 新築戸建ての不具合の相談のうち雨漏りは12.7%で3番目に多い
- 雨漏りの原因はサッシまわり・バルコニー・屋根と壁の境などの継ぎ目に多い
- 屋根・外壁・窓枠などからの雨漏りは引渡しから10年売主が直す
- 気づいたら1年以内、できればすぐに売主へ書面で伝える
- 売主が倒産しても保険なら買主が直接請求できる
- 台風などの破損は火災保険、施工不良は売主という分かれ目を知っておく
雨漏りの心配は、買う前の段階である程度小さくできます。保険の書類があるか、工事中の写真が残っているか、雨漏りしやすい形の家か。こうしたことを契約の前に聞ける相手がいるかどうかで、安心の度合いが変わります。
当社は新築の建売を仲介手数料0円でご案内しています。買主の側に立って、物件の良いところも気になるところもそのままお伝えします。ご希望があれば、保険の書類の確認や売主への質問もお手伝いします。
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター|住宅相談統計年報2026
- 国土技術政策総合研究所|木造住宅の劣化のしやすさと対策を解説したガイドライン公表(2017年8月8日)
- 国土技術政策総合研究所資料 第779号|モルタル外壁の雨水浸入に関する研究
- 国土交通省|住宅瑕疵担保責任保険 設計施工基準
- 国土交通省|住宅瑕疵担保履行法について
- 国土交通省|住宅紛争処理制度
- e-Gov法令検索|住宅の品質確保の促進等に関する法律
- e-Gov法令検索|住宅の品質確保の促進等に関する法律施行令
- e-Gov法令検索|民法
- e-Gov法令検索|保険法
- e-Gov法令検索|特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています。
お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。













