
アイディホームのリナージュ、他より明らかに安いけど大丈夫?



安すぎると、逆に何か削られてる気がして…
同じエリアの他の物件より数百万円安いと、条件は良く見えるのに手が止まります。
結論からいうと、アイディホームは飯田グループ6社の中で意図的に最も価格帯を低く設定している会社です。
分譲住宅ブランド「リナージュ」の坪単価は32万円からが目安で、グループ内で最も低い水準にあります。
それでいて制震ダンパー「ミューダム」を採用し、断熱等級6の高性能住宅も手がけています。安さの理由は仕様ではなく、グループの調達力と規格化です。
ただし、進め方を間違えると
ただし価格が低い分、標準装備の範囲を確認せずに契約すると、入居までの追加費用が総額を押し上げます。
網戸、カーテンレール、照明器具、テレビアンテナ、外構フェンスなどがオプション扱いのことがあります。
坪単価が数万円安くても、オプションが数十万円あれば逆転します。
逆にいえば、設備仕様一覧を内見前に取り寄せて標準の範囲を確定させれば、正しく比較できます。
この記事では、アイディホームの標準仕様と安さの理由を整理したうえで、リナージュの評判、内見での確認方法までを解説します。
- アイディホーム(リナージュ)の標準仕様と坪単価
- 飯田グループ内でアイディホームがどの位置にいるか
- 「アイディホーム やばい」と検索される理由
- 制震ダンパー「ミューダム」とは何か
- 内見で確認すべき5つのポイント
- 同じ物件でも仲介会社によって結果が変わる理由


シュース 健人
宅地建物取引士(大阪府 第118737号)
株式会社GEEZ/大阪府知事(2)第62068号
関西全域の不動産の購入・売却査定・相続不動産・空き家などの実務に携わっています。本記事は、実務経験に加え、国土交通省・法務省・国税庁などの公的資料を確認して執筆・監修しています。
アイディホームはどんな建売を建てている会社か


評判の話の前に、この会社の位置づけを押さえます。
アイディホームの分譲住宅ブランドはリナージュ(LiNAGE)です。分譲地の看板でこの名前を見かけたら、アイディホームの物件です。
分譲住宅にはもうひとつ「ネクスジー」という高性能ラインがあり、注文住宅は「リナージュ オーダー」です。
規模と仕様を順に見ていきます。
アイディホームは飯田グループで最も価格帯が低い
アイディホームは飯田グループホールディングスの6社のうちの1社です。
戸建分譲売上は約790億円で、グループ内では6位にあたります。
ただしこれは規模の順位であって、家の良し悪しの順位ではありません。6社の違いは飯田グループの建売ランキング|6社の違いと選び方で整理しています。
価格帯を最も低いところに置くことで、他社と競合しない位置を取っている会社です。
飯田グループホールディングスは、2013年に6社が経営統合して生まれました。
分譲戸建の市場で、シェアはおよそ3割です。
グループ全体で、年間およそ4万棟を供給しています。
国内で最も多く分譲住宅を建てているグループです。
リナージュの坪単価は32万円からが目安
分譲住宅ブランド「リナージュ」の坪単価は32万円程度からが目安として紹介されています。
リナージュプラスの本体価格は770万円前後という水準です。



坪単価は建物だけの金額です。土地の価格は別なので、総額はエリアで大きく変わります。
参考までに、同じグループの一建設は坪単価40万円台から、タクトホームは48〜58万円程度が目安です。アイディホームはここから一段低い位置にあります。
坪単価は、建物だけの金額です。
土地の価格は別に必要になります。
大阪や兵庫では、土地の価格が総額の半分を超えることも珍しくありません。
坪単価の低さだけで判断しないでください。
アイディホームは制震ダンパー「ミューダム」を採用している
リナージュには、木造住宅用の制震ダンパー「ミューダム」が採用されています。
制震ダンパーは、地震のエネルギーを吸収して揺れの大きさを抑える装置です。
耐震等級が「建物が壊れないか」を表すのに対し、制震は揺れそのものを減らします。
家具の転倒や内装のひび割れは揺れの大きさに左右されるため、等級とは別の意味を持ちます。
制震と耐震は、目的が違います。
耐震は建物が壊れないようにするもので、制震は揺れそのものを小さくします。
家具の転倒や、内装のひび割れは揺れの大きさで決まります。
両方あることに意味があります。
アイディホームは断熱等級6の高性能住宅も手がけている
アイディホームは、断熱等級6と先進IoTを組み合わせた高性能住宅も展開しています。
断熱等級6は、ZEH水準にあたる等級5をさらに上回る水準です。
分譲住宅の標準がすべてこの水準というわけではないため、検討中の物件の等級は個別に確認してください。
断熱材にはグラスウールが使われています。
価格が安いのは、材料を落としているからではありません。
流通と設計の手間を削ることで、価格を抑えています。
この構造を知っておくと、比べるときの見方が変わります。
アイディホームは注文住宅も手がけている
分譲住宅のリナージュとは別に、注文住宅のブランドがあります。
ネクスジーという名前で展開しています。
分譲地で見かける看板は、リナージュのほうです。
検討しているのがどちらなのかを、先に確かめてください
仕様も価格帯も、まったく別のものになります。
アイディホームの建売が安いのは、グループの調達力による
価格が抑えられている理由は3つあります。
アイディホームが価格を抑えられる仕組み
- 垂直統合:木材の加工から建材の製造、施工、販売までをグループ内で完結させ、中間マージンを削っている
- スケールメリット:グループ全体で年間約4万棟という供給量を背景に、住宅設備をまとめて発注している
- 規格化:間取りと仕様をあらかじめ用意したパターンから選ぶ方式にし、設計コストと工期を短くしている
つまり材料をケチって安くしているのではなく、流通と設計の手間を削って安くしている構造です。
公表資料で見るアイディホームの売上|ピークから43%減っている


公式サイトの財務ハイライトに、売上高の推移が21年分載っています。
ここまでさかのぼれる建売の会社は多くありませんので、当社が整理しました。
| 決算期 | 売上高 |
|---|---|
| 2005年12月期(第11期) | 30億3,427万円 |
| 2010年12月期(第16期) | 452億6,358万円 |
| 2014年3月期(第19期) | 1,009億3,652万円 |
| 2018年3月期(第23期) | 1,132億4,321万円(ピーク) |
| 2021年3月期(第26期) | 1,026億6,444万円 |
| 2024年3月期(第29期) | 927億6,588万円 |
| 2025年3月期(第30期) | 829億3,736万円 |
| 2026年3月期(第31期) | 640億1,521万円 |
2018年3月期の1,132億円がピークで、2026年3月期は640億円です。8年で43%減っています。
直近1年だけを見ても、829億円から640億円へ23%の減少です。
この数字を、買う側はどう読めばいいか
売上が減っていること自体を、悪い話と決めつける必要はありません。
建売の売上は「棟数×単価」で決まります。棟数を追わずに1棟あたりの中身を上げる方針に切り替えると、売上は下がります。
実際この会社は、断熱等級6に対応する高性能ラインを展開しています。数を追う戦略から、質を上げる戦略に移っている時期と読むこともできます。
売上が減っている会社の物件を見るときに確認すること
同じ分譲地に在庫がどれだけ残っているか(交渉の材料になる)
その棟の建築確認がいつか(仕様が切り替わる前か後か)
アフターサービスの窓口がどこか(統合や移転で変わることがある)
保証の内容が、いつの契約でも同じか



会社の規模と、目の前の1棟の品質は別の話です。売上が減っていることを理由に避ける必要はありませんが、在庫の状況は交渉に効くので、当社が販売開始からの期間を調べてお伝えします。
アイディホームの会社概要|設立1995年・従業員645人


会社の規模を、公式サイトに出ている数字で押さえます。
| 社名 | アイディホーム株式会社 |
| 設立 | 1995年9月5日 |
| 資本金 | 8億7,966万1,477円(2026年3月1日現在) |
| 代表者 | 代表取締役社長 兼井 雅史 |
| 従業員数 | 645人(2026年3月1日現在) |
| 本社 | 東京都杉並区上荻1丁目2番1号 |
| 資本関係 | 飯田グループホールディングスの一員 |
| 宅地建物取引業 | 国土交通大臣(1)第10334号 |
| 建設業許可 | 国土交通大臣許可(特-6)第28728号 |
| 一級建築士事務所 | 東京都知事登録 第65142号 |
設立は1995年9月で、戸建分譲を始めたのは2001年3月です。飯田産業の設立が1977年であることを考えると、飯田グループのなかでは新しい会社になります。
アイディホームは2011年に単体で上場し、2013年に上場廃止している
沿革を読むと、この会社だけの特徴が出てきます。
| 年月 | できごと |
|---|---|
| 1995年9月 | 東京都練馬区石神井町で設立。資本金1,000万円 |
| 2001年3月 | 戸建分譲事業を開始 |
| 2006年7月 | マンション分譲事業を開始 |
| 2011年3月 | 大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)へ上場 |
| 2013年11月 | 飯田グループホールディングスの設立にともない単体上場廃止 |
| 2022年4月 | 子会社のサン・プラザホームと住生活空間を吸収合併 |
| 2024年4月〜2025年12月 | 本社を武蔵野市→三鷹市(分室)→杉並区へ移転 |
2011年に自力で株式を上場し、2013年の飯田グループ統合で上場廃止になりました。
つまり飯田グループに入る前から、単独で上場できる規模に育っていた会社だということです。6社の成り立ちの違いは飯田グループ6社の違いにまとめました。
アイディホームの宅建業免許は「(1)」に戻っている
会社概要を読んでいて、ひとつ気づいたことがあります。
宅地建物取引業免許の番号が、いま「国土交通大臣(1)第10334号」になっています。
かっこの中の数字は免許の更新回数で、5年ごとに1つ増えます。(1)は、いまの免許がまだ1期目だという意味です。
| 公式サイトの記載箇所 | 宅地建物取引業免許の番号 |
|---|---|
| 沿革(2006年2月に取得したとき) | 国土交通大臣(1)第7203号 |
| 会社概要(現在) | 国土交通大臣(1)第10334号 |
2006年に取った免許をそのまま更新し続けていれば、いまは(4)か(5)になっているはずです。
ところが番号そのものが7203号から10334号に変わり、更新回数も(1)に戻っています。つまりどこかの時点で、免許を取り直しているということです。
理由は公表されていない。買主として見るべきはそこではない
なぜ取り直しになったのか、その理由は公表されている情報からは確認できませんでした。
確認できないことを推測で書くつもりはありません。ここでお伝えしたいのは、買う側にとって何が守られるのかという点です。
| 項目 | 会社の免許とは関係なく守られるか |
|---|---|
| 住宅瑕疵担保責任保険(10年) | 守られる。保険法人が引き受けているため |
| 引渡し済みの建物の保証継承 | 公式サイトに「保証継承のお申し込み」の窓口がある |
| 登記された所有権 | 影響を受けない |
| 売主独自の長期保証 | 会社が続いていることが前提になる |
| アフターの窓口 | 会社の体制によって変わることがある |
新築住宅の瑕疵保険は、売主ではなく保険法人が引き受けています。売主に何かあっても、構造と雨漏りについての10年は保険でカバーされます。
一方で会社が独自に足している長期保証は、会社が続いていることが前提です。ここは売主ごとに条件が違うので、契約前に約款で確認してください。



免許番号は、どの不動産会社でも店頭の宅地建物取引業者票と重要事項説明書で確認できます。かっこの数字が小さいこと自体は、新しい会社であれば当たり前のことです。大事なのは数字そのものより、保証と保険が誰に引き受けられているかを書面で確かめることです。
会社の見方は建売業者の一覧と選び方に、担当者の見極め方は不動産屋の選び方にまとめました。



当社は、売主の会社の状況ではなく「その物件で何が書面として残るか」でお伝えします。瑕疵保険の保険証券と、保証書の引き継ぎ方法は、引渡し前に必ず確認してください。
アイディホームとリナージュの評判はどうか
リナージュというブランドそのものについてはリナージュの評判は?断熱等級6が標準の意味と欠陥と言われる中身で、公式に書かれている等級と注記まで詳しくまとめています。ブランドの話と会社の話は分けて読んでください。


評判の中身を整理します。
価格を評価する声と、設備・仕上げを指摘する声に分かれます。
良い点と不満点を分けて見ていきます。
評判は、良いものと悪いものが同じ設計思想から出ています。
価格を抑えるために、削られている部分があるということです。
その削り方が自分に合うかどうかが、判断の分かれ目になります。
アイディホームの良い評判は「価格」と「立地」
アイディホームが評価されている点
- 飯田グループ内で最も手の届きやすい価格帯
- 制震ダンパーを採用している
- 立地条件の良い物件が多い(グループの用地仕入れ力)
- 完成済みの物件が多く、入居時期を読みやすい
- 住宅瑕疵担保責任保険により、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入は10年間の保証がある
同じ予算で立地を優先したい方には、合理的な選択肢になります。
悪い評判として挙がるのは、設備のグレードと細部の仕上げです。
どちらも、価格を抑えるために削られている部分にあたります。
許容できるかどうかは、人によって分かれます。
リナージュの間取りは規格から選ぶ方式
間取りは、あらかじめ用意されたパターンから選びます。
設計にかかる手間と時間を減らすための仕組みです。
そのぶん、自由に決められる範囲は限られます。
注文住宅と同じ感覚で臨むと、物足りなさが残ります
価格と引き換えに何を諦めるのかを、先に決めておいてください。
抜ける壁の位置は、設計図書で確認できます。
アイディホーム デメリットとして挙がるのは設備と仕上げ
アイディホームのデメリットとして挙がりやすい点
- 標準設備のグレードが控えめ
- 内外装のデザインがシンプルで画一的
- オプション扱いの設備がある
- 現場ごとに仕上げの精度に差が出ることがある
飯田グループ全体で、細部の仕上げの評価は5段階で平均3.49点と他の項目より低く出ています。
一方で立地4.06点・耐震4.08点・コスパ4.04点は高く、骨格と立地は強く、表面の詰めに当たり外れがあるという構図です。
設備と仕上げに関する指摘は、建売全般に共通します。
飯田グループの住民アンケートでも、細部の仕上げの評価は5段階で3.49でした。
一方、立地は4.06、耐震は4.08、コストパフォーマンスは4.04です。
弱点と強みが、はっきり分かれています。
「アイディホーム やばい」と検索される理由
価格が周辺の相場より明らかに安いと、その理由が説明されないかぎり不安になります。
ところが安さの理由は流通と設計の効率化にあり、外から見えるものではありません。
見えないものは疑われます。グループ内で最も安い会社に、その疑いが集まる構造です。
検索数の多さは、悪い評判の多さとは別の話です。
アイディホームの口コミを読むときは、いつの物件の話か、どのエリアの現場か、建物の話か手続きの話かの3点を確認してください。
「やばい」という検索は、建売全般への不安が社名と結びついたものです。
具体的に何がやばいのかは、書かれていないことがほとんどです。
確認できる項目に置き換えて、一つずつ潰していきます。
検索の不安を確認できる項目に置き換える
「安いから不安」→ 設計住宅性能評価書で等級を確認する
「寒そう」→ 断熱等性能等級と、着工の時期を確認する
「設備が安っぽい」→ 型番を控えて、他社の同価格帯と比べる
「対応が悪い」→ 窓口がどこか、アフター点検の時期を確認する
「後悔しそう」→ 区画の条件だけは契約前に比べ切る
不安のままにせず、確認できる形に変えるのが近道です。
「対応が悪い」はアイディホームではなく窓口の話であることが多い
「連絡が来ない」「質問に答えてくれない」という声の多くは、建物ではなく購入手続きの過程についてのものです。
そして買主が実際にやりとりする相手は、売主であるアイディホームではなく、間に入った仲介会社の担当者であることがほとんどです。
同じアイディホームの物件でも、どこの仲介会社を通したかで購入体験は大きく変わります。
この点は記事の後半であらためて扱います。
アイディホームの商品はリナージュだけではない|公式の6つ


口コミを読むときに、まずここを押さえてください。
「リナージュ」という名前は、分譲住宅にも注文住宅にもマンションにも使われています。
| 事業 | 商品名 |
|---|---|
| 新築分譲住宅(建売) | リナージュ/ネクスジー |
| 新築注文住宅 | リナージュ オーダー |
| リゾート事業 | リナージュ レーヴ |
| 中古戸建の再生住宅 | リノベージュ |
| 分譲マンション建築 | リナージュ |
| そのほか | 特殊建築、リフォーム・リノベーション、アセット、住宅オプション |
ネクスジーは注文住宅ではなく、新築分譲住宅のシリーズです。高性能ラインという位置づけで、断熱等級6に対応する仕様が用意されています。
「リナージュの評判」が食い違う理由
同じ名前で中身が違うものが複数あるため、口コミが混ざります。
戸建の話なのかマンションの話なのか、分譲なのか注文なのかで、まったく別の商品です。
さらに分譲住宅のなかでも、標準のリナージュと高性能ラインのネクスジーでは仕様が変わります。
読むときは「いつの」「どの商品の」話かを先に確かめてください。その棟の等級は住宅性能評価書の見方のとおり、設計住宅性能評価書でしか確認できません。



現地で「これはリナージュですか、ネクスジーですか」と聞くだけで、話が早くなります。販売図面に商品名が書かれていないこともあるので、当社が売主に確認します。
リナージュを内見で確認する5つのポイント


ここまでの話を踏まえると、確認すべき場所は絞れます。
会社の評判ではなく、目の前の1棟を見るための5か所です。
順に見ていきます。
内見では、見る順番を決めておくと漏れがありません。
書面で分かることは先に確認し、現地では体感を見ます。
① 何が標準で何がオプションかを、書面で確認する
価格帯が低い会社ほど、ここが総額に効いてきます。
網戸、カーテンレール、照明器具、テレビアンテナ、外構フェンスが含まれているかを設備仕様一覧で確認してください。
オプションを足した総額で、他の物件と比べるのが正しい比較の仕方です。
標準とオプションの境目は、会社ではなく物件ごとに決まります。
同じリナージュでも、分譲地によって違います。
付帯設備表を、必ず現物で見せてもらってください。
内見に持っていくものを決めておく
メジャーがあれば、収納の奥行きと部屋の幅をその場で測れます。
スマートフォンで、気になった箇所を撮影しておきます。
間取り図に書き込めるよう、印刷して持っていくと確実です。
方位磁石のアプリで、実際の向きも確かめられます
午前と午後の両方で見られると、日当たりの差が分かります。
② 制震ダンパーと断熱等級が仕様書に書かれているか
制震ダンパーの採用や断熱等級は、会社としての方針です。
検討中の物件に実際に入っているかは、仕様書または住宅性能評価書で確認してください。
中古で出ている物件は、建築時期によって仕様が違う可能性があります。
仕様書に書かれていないものは、付いていないと考えてください。
口頭の説明は、後から確認できません。
気になった点は、その場でメモに残しておきます。
③ 窓とサッシは、断熱の体感を左右する
サッシ枠を手で触り、ガラスの端を覗いてスペーサーの有無を確認します。
スペーサーが見えれば複層ガラス、表面を斜めから見て薄く色がついていればLow-E膜が入っています。
断熱等級は住宅全体の平均値のため、リビングの大きな窓が弱ければ数値の割に足元は寒く感じます。
建具や巾木の仕上げは、写真では分かりません。
手で触って、扉の開け閉めを実際にしてみてください。
同じブランドでも、現場によって差が出る部分です。
長期優良住宅の認定があるかを確認する
認定を受けていれば、税制の優遇が使えます。
住宅ローン控除の借入限度額が上がる場合があります。
登録免許税や不動産取得税でも優遇があります。
地震保険の割引と合わせると、長く住むほど差が出ます
認定通知書の有無で確認してください。
④ 建具と巾木は、その現場の仕事の丁寧さが出る
室内のドアと引き戸をすべて開け閉めしてください。引っかかる、勝手に閉まる、閉めても隙間が残るものがあれば調整が必要です。
壁と床の境目にある巾木の継ぎ目、クロスの角、コーキングの直線もあわせて見ます。
これらは引き渡し前であれば、売主の負担で直してもらえることがあります。
建具と巾木は、現場ごとの仕事の丁寧さが出る部分です。
扉の建て付け、巾木の継ぎ目、クロスの端を見てください。
同じブランドでも、現場によって差が出ます。
⑤ 同じ分譲地の別の区画も見せてもらう
現場ごとにばらつきが出るということは、逆にいえば比較すれば分かるということです。
同じ分譲地に未販売の区画があれば、あわせて見せてもらってください。
2棟を並べて見ると、その現場の仕事の丁寧さが判断しやすくなります。
当社集計|関西のアイディホームは55件で、京都が最も多い


関西で探している方には、知っておくと得な偏りがあります。
当社が2026年9月に関西6府県の新築戸建3,143件を売主ごとに数えました。
| 府県 | アイディホームの件数 |
|---|---|
| 京都府 | 16件 |
| 兵庫県 | 15件 |
| 大阪府 | 11件 |
| 滋賀県 | 9件 |
| 奈良県 | 4件 |
| 合計 | 55件 |
飯田グループ6社のなかで、京都が最多になったのはこの会社だけでした。
京都で価格を抑えて探すなら、候補に入りやすい会社
同じ集計での、京都府における飯田グループ各社の件数を並べます。
| 会社 | 京都府での件数 |
|---|---|
| アイディホーム | 16件 |
| 一建設 | 15件 |
| 東栄住宅 | 10件 |
| タクトホーム | 3件 |
| アーネストワン | 3件 |
| 飯田産業 | 1件 |
京都府全体では、エルハウジングの77件が最も多く、そこにアイディホームが続く形です。
飯田グループの物件を京都で探すなら、まずこの会社の在庫を見ることになります。
関西の売主の顔ぶれは建売業者の一覧と選び方に、仲介手数料の扱いはアイディホームの建売を仲介手数料0円で買う方法にまとめました。
リナージュの坪単価が安くても、総額で比べる


価格帯が低い会社を検討するときに、いちばん重要な話です。
坪単価が安くても、オプションと諸費用を足した総額で逆転することがあります。
足し算の順に見ていきます。
同じ分譲地でも、区画によって条件が違います。
角地と中間の区画では、日当たりも駐車のしやすさも変わります。
価格差の理由を、担当者に説明してもらってください。
アイディホームの坪単価には、含まれないものがある
坪単価は建物の本体価格を延床面積で割った数字です。
土地の価格、外構工事、地盤改良、屋外給排水工事は含まれていないことがあります。
本体価格だけで比較すると、実際に払う金額を大きく見誤ります。
坪単価に含まれるのは、建物の本体工事だけです。
外構、給排水の引き込み、地盤改良は別に必要になることがあります。
契約前に、何が含まれているかを一覧で確認します。
入居までに必要になるオプションを書き出す
網戸、カーテンレール、照明器具、テレビアンテナ、物干し金物、外構フェンス。
これらがオプション扱いなら、合計で数十万円になることがあります。
設備仕様一覧を取り寄せて、含まれているものと含まれていないものを線引きしてください。
坪単価が数万円安くても、オプション数十万円で順位は入れ替わります。
オプションは、まとめて頼むか分けるかで金額が変わります。
カーテンや照明は、量販店のほうが安いこともあります。
外構は、地元の業者に相見積もりを取る価値があります。
リナージュの値引きは完成からの期間で決まる
建売の価格は、売れ残るほど下がっていきます。
完成から3か月を過ぎると、社内で在庫として扱われます。
完成後1年を過ぎると、新築と表示できなくなります。
その前後で、大きな価格改定が入ります
完成年月は、検査済証で確認できます。
値引きの詳しい考え方は建売の値引き100万円の記事で解説しています。
オプションは発注先を分けると安くなることがある



ここは知っておくと得をします。
壁に穴を開けるなど、建物の構造や保証に関わる工事はメーカー施工が安全です。
一方、網戸・カーテンレール・照明器具・テレビアンテナ・外構フェンスなどは、外部業者に頼めば安く済むことがあります。
品質が変わらないのに、発注先を分けるだけで数十万円の差が出ることも珍しくありません。
オプションは、売主にまとめて頼むほうが安く済むこともあります。
逆に、外構だけ別の業者に頼んだほうが安いこともあります。
相見積もりを取ってから決めてください。
耐震等級3なら地震保険が50%割引になる
地震保険には、耐震等級による割引があります。
耐震等級3であれば、保険料が50%割引になります。
等級2なら30%、等級1なら10%です。
割引を受けるには、性能評価書などの書面が必要
契約のときに、保険会社へ提出します。
長く住むほど、金額の差は大きくなります。
諸費用は物件価格の6〜9%を見ておく
登記費用、火災保険、住宅ローンの事務手数料、不動産取得税などをあわせた諸費用は、物件価格の6〜9%程度が目安です。
3,000万円の物件なら180万〜270万円ということになります。
さらに契約時には手付金として物件価格の5〜10%を現金で用意する必要があります。自己資金の準備は購入計画の最初に確認すべき項目です。
ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。
値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。
- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
- 売主側では言いにくい弱点も、買主の立場でお伝えします
- 新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています
- しつこい営業のお電話はしません
アイディホームの保証と、10年後に必要になること


購入後のことも整理しておきます。
新築住宅の保証には、法律で決まっている部分と、会社が上乗せする部分があります。
順に見ていきます。
諸費用は、住宅ローンに含められない場合があります。
現金でいくら必要かを、契約前に把握しておいてください。
法律で守られるのは、構造と雨漏りの10年
新築住宅では、住宅瑕疵担保履行法により、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について10年間の保証が義務づけられています。
これは会社の方針ではなく法律による保証で、売主が倒産した場合に備えて保険や供託の仕組みが用意されています。
屋根・柱・基礎・外壁からの雨漏りはこの10年の対象です。設備や内装は別の扱いになります。
諸費用は、現金で用意することになります。
登記費用、火災保険、住宅ローンの事務手数料が中心です。
3,000万円の物件なら、180万〜270万円が目安になります。
住宅ローンの事前審査は物件を決める前に通す
価格の安い物件ほど、動きが早くなります。
審査に1週間かかると、その間に決まってしまいます。
探し始める段階で、審査を通しておいてください
借入可能額が分かれば、探す範囲も決まります。
売主から見ても、確実に決済まで進む買主として扱われます。
会社が上乗せする保証は、点検の継続が条件になりやすい



ここを誤解すると保証が途中で切れます。
分譲会社の長期保証は、定められた時期に点検を受け、必要と判断された有償メンテナンスを実施することが継続の条件になっているのが一般的です。
点検の案内を放置すると、その先の保証が受けられなくなることがあります。
引き渡し時に、点検の時期と延長の条件を書面で確認しておいてください。
保証は、年数の長さだけを見ても判断できません。
何が対象で、延長に何が必要かを読みます。
保証規定は、契約前に見せてもらえます。
10年目前後にまとまった費用が来ることを見込んでおく
外壁や屋根の塗装、シーリングの打ち替えは、一般に築10年前後で検討時期を迎えます。
給湯器も同じ頃に交換時期が来ることが多く、時期が重なります。
購入時の予算だけでなく、10年目の支出を見込んで資金計画を立ててください。
しろありの再処理が10万〜20万円かかります。
給湯器の交換は15万〜25万円です。
外壁と屋根の塗り替えは、80万〜150万円が目安になります。
月1万円を積み立てれば、10年で120万円が用意できます。
不具合が疑われるときの相談先は、売主以外にもある
構造や雨漏りの疑いがある場合は、まず売主と施工会社に書面で申し入れます。
話が進まない場合、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが相談窓口を設けています。
住宅性能評価を受けた住宅では、指定住宅紛争処理機関による紛争処理を利用できる制度もあります。
アイディホームの建売が向いている人と向いていない人


ここまでを踏まえて、向き不向きを整理します。
会社の善し悪しではなく、何を優先するかの問題です。
2つに分けて見ていきます。
建売は、合う人と合わない人がはっきり分かれます。
自分がどちらかを先に決めておくと、迷う時間が減ります。
アイディホームが向いているのは、予算を最優先したい人
こういう方には合いやすい
- 予算を最優先したい(グループ内で最も低い価格帯)
- 同じ予算でより立地の良い候補を見たい
- 内装のグレードより、広さと立地を取りたい
- 完成済みの物件を見てから決めたい
浮いた予算を、入居後のリフォームや設備の入れ替えに回すという考え方もできます。
向き不向きは、家の良し悪しとは別の話です。
予算の優先順位が高いなら、有力な選択肢になります。
リナージュを検討するときに確認する書面
設計住宅性能評価書(耐震等級・断熱等性能等級)
建設住宅性能評価書(施工段階の検査を受けているか)
建築確認済証(着工の時期)
長期優良住宅の認定通知書
付帯設備表(何が付いていて、何が別途か)
保証書と保証規定(初期保証と延長の条件・費用)
引渡しまでの流れと期間を把握しておく
申込から契約までが、通常は1週間から2週間です。
契約から決済までが、1か月から2か月かかります。
完成済みの物件なら、決済の翌日から住めます。
建築中の物件なら、完成の時期に合わせることになります
賃貸にお住まいなら、解約の予告期間も確認しておいてください。
建売の流れは建売住宅の引渡しまでの流れの記事にまとめています。
売るときのことも考えて区画を選ぶ
いつか売る可能性があるなら、出口も考えておきます。
駅からの距離、前面道路の幅、駐車の台数が効いてきます。
分譲地の中で条件の劣る区画は、売るときも同じ扱いになります。
買うときに安かった理由は、売るときにも残ります
長く住む前提なら、気にしすぎる必要はありません。
アイディホームが向いていないのは、設備とデザインを重視する人
こういう方には合いにくい
- 外観・内装の意匠にこだわりたい
- 設備のグレードを重視したい
- 間取りを自由に設計したい(分譲住宅は規格化されている)
デザインを重視する場合、飯田グループ内ではタクトホームや東栄住宅が寄せた位置づけです。
性能の等級を最優先するなら一建設、地震対策を厚くしたいならアーネストワン、将来の間取り変更なら飯田産業という選び方もあります。
同じ価格帯で、優先順位に合う会社を選び直せるのがグループの利点です。
同じアイディホームの物件でも仲介会社によって結果は変わります


ここまで「確認すれば分かる」と書いてきましたが、前提があります。
その確認を、誰が売主に対して行うのかという前提です。
設備仕様一覧の取り寄せも、手直しの申し入れも、価格の交渉も、買主が自分で売主に持ちかけることはまずありません。すべて仲介会社の担当者が代わりに動きます。
ここが、同じ物件でも結果が変わる理由です。
売主から物件を預かっている会社は、早く売ることが仕事になります。
買主にとって不利な事実を、進んで出す動機がありません。
関西でもリナージュの分譲地は出ている
アイディホームは全国で分譲していますが、関西にも供給があります。
大阪府と兵庫県の郊外で、分譲地として出ることがあります。
価格帯が低いため、予算を抑えたい方の選択肢に入ります。
気になる分譲地があれば、区画ごとの条件をお調べします
他社のご紹介であっても構いません。
アイディホームから物件を預かっている会社は、早く売ることが仕事になる



立場の違いを知っておいてください。
分譲地の現地販売会や、物件の看板に出ている会社は、多くの場合その物件を売主から預かっている側です。
その担当者にとっての成果は、その物件が早く売れることです。
オプション扱いの設備を、進んで洗い出して伝える動機がありません。
悪意があるという話ではなく、立場としてそうなるということです。
同じリナージュでも、間に入る会社によって聞ける内容が変わります。
調べた事実を全部伝えるかどうかは、担当者の立ち位置で決まります。
買主の側に立つと、総額が変わる



価格帯の低い会社ほど、オプションの仕分けで差が出ます。
同じ物件でも、間に入る仲介会社の担当者がどちらを向いているかで着地点は変わります。
買主の味方として動くと、こうなります
- 内見の前に住宅性能評価書・仕様書・設備仕様一覧を取り寄せ、標準とオプションの境目を確定させる
- オプション工事をメーカー施工と外部業者に仕分けて、総額を下げる
- 内見に同行し、建具・巾木・コーキングを一緒に見て、直してもらう箇所を引き渡し前に書面で確定させる
- 同じ予算で飯田グループ6社の物件を横並びで比較する
- 住宅ローンの事前審査を先に通し、「すぐ決済できる買主」として交渉力を持たせる
交渉が通るかどうかは運ではなく、売主に「この人に売りたい」と思わせる材料をどれだけ用意できるかで決まります。
断熱等級、サッシの仕様、保証の条件、付帯設備の範囲。
これらは聞かなければ出てこないことがあります。
買主の側に立つ担当者なら、聞く前に調べて出します。
同じ物件でも、総額でいくらかかるかは調べ方で変わります。
オプションと外構を含めた金額で、他のブランドと比べます。
ラクチン不動産は、アイディホームの物件でも買主の側で動きます
ラクチン不動産は、買主の側に立って売主と条件を詰めます。
ラクチン不動産は購入・売却の仲介を専門にしています。
オプションの範囲や仕上げが気になる物件の確認は、当社が代わりに行います。
住宅性能評価書の取り寄せ、設備仕様の照会、内見同行、手直し箇所の申し入れまで対応します。
気になっている物件が他社のご紹介であっても、確認だけのご相談で構いません。
費用について
建売は、売主である分譲会社との関係によって仲介手数料の扱いが物件ごとに異なります。
当社ではご相談の段階で、その物件にかかる費用をすべて提示します。
費用の考え方は仲介手数料の記事で解説しています。
リナージュは寒い?後悔しないための確認


価格の低いブランドほど、この質問が出ます。
その口コミが、いつ建った物件の話かを先に確かめてください。
順に整理します。
2025年4月から断熱等級4以上が法律上の最低ラインになった



ここが最大の区切りです。
改正建築物省エネ法が施行されました。
2025年4月1日以降に着工する住宅は、省エネ基準への適合が義務です。
省エネ基準とは、断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上を指します。
つまりそれ以降の物件は、等級4を下回ることがありません。
価格の安いブランドでも、この点は同じです。
断熱の基準は、この数年で大きく変わりました。
いつの物件の話かで、前提がまったく違います。
2024年以前の口コミは前提が違う
義務化の前は、等級4は努力義務にとどまっていました。
等級3以下の住宅も、法律上は建てられた時期です。
「寒い」という書き込みの多くは、その頃の物件の話です。
検討している物件と、同じ条件とは限りません。
口コミの投稿日と、物件の着工時期を見比べてください。
アイディホームは断熱等級6の住宅も手がけている
分譲住宅の標準がすべて等級4というわけではありません。
断熱等級6と先進IoTを組み合わせた高性能住宅も展開しています。
等級6は、ZEH水準の等級5をさらに上回る水準です。
同じリナージュでも、物件によって等級が違います。
だからこそ、検討中の物件を個別に確認する必要があります。
同じブランドでも、分譲地ごとに想定する価格帯が違います。
そのため、仕様も現場ごとに変わります。
検討中の物件が等級いくつかは書面で分かる



営業の説明ではなく、書面で確認します。
設計住宅性能評価書に、断熱等性能等級が記載されています。
建設住宅性能評価書があれば、完成後の検査結果も分かります。
着工の時期は、建築確認済証で確認できます。
この2枚がそろえば、口コミに頼らず判断できます。
寒さは断熱等級だけでは決まらない
同じ等級でも、体感は変わります。
窓の種類、方角、間取り、吹き抜けの有無が効いてきます。
サッシが樹脂か、アルミ樹脂複合かでも違います。
内見のときに、サッシの断面とガラスの枚数を確認してください。
窓は、家のなかで最も熱が出入りする場所です。
断熱等級は、家全体の平均的な性能を示す指標です。
実際の体感は、部屋ごとの条件で変わります。
入居後にできる対策もある
厚手のカーテンを床まで届く長さにするだけでも変わります。
窓の内側に、内窓を追加する方法もあります。
1か所で8万〜15万円が目安です。
補助金の対象になることがあります。
浴室と脱衣室の暖房も、体感に直結します。
「寒い」を確かめるときに見る書面
設計住宅性能評価書(断熱等性能等級が記載されています)
建設住宅性能評価書(完成後の検査結果)
建築確認済証(着工の時期が分かります)
省エネ性能に関する説明書面
窓とサッシの仕様書(樹脂かアルミ樹脂複合か)
この5点がそろえば、口コミに頼らず判断できます。


ここからは、後悔したという声が出やすい点を整理します。
価格を優先すると、どこかが削られています。
後から変えられないものだけ、先に確認してください。
後から変えられないのは区画の条件だけ



ここが最優先です。
方角、前面道路の幅、駐車できる台数は変えられません。
隣家との距離と、窓の位置の関係も同じです。
最後まで残っている区画には、たいてい理由があります。
その理由が自分にとって問題でなければ、割安に買えます。
同じ分譲地のなかで、必ず比べてから決めてください。
区画の条件は、契約してからでは動かせません。
ここだけは、時間をかけて比べてください。
設備と内装は後から替えられるが費用がかかる
網戸、カーテンレール、照明、TVアンテナ。
これらが標準に含まれていない物件があります。
自分で手配すると、合計50万〜80万円かかります。
付帯設備表に書かれた内容が、引渡しの基準になります。
口頭で「付きます」と言われたものも、書面で確認してください。
断熱と設備の等級は物件ごとに違う
同じリナージュでも、現場によって仕様が変わります。
分譲地ごとに、想定する価格帯が違うためです。
ブランド名で仕様を決めつけないでください。
検討している棟の書面を見るのが唯一の方法です。
仕様は、パンフレットではなく個別の書面で確認します。
同じ名前でも、中身が同じとは限りません。
総額で比べると順位が変わることがある
坪単価が低くても、後から足す費用が多ければ差は縮まります。
本体価格、諸費用、設備、外構をすべて足してください。
その総額で、他のブランドと並べます。
価格を最優先するなら、この比較は必ず行ってください。
| 会社 | ブランド | 戸建分譲売上 | 坪単価の目安 |
|---|---|---|---|
| 一建設 | リーブルガーデン | 3,058億円 | 40万円台〜 |
| アーネストワン | クレイドルガーデン | 2,377億円 | グループ内最安値帯 |
| 飯田産業 | ハートフルタウン | 2,291億円 | —— |
| 東栄住宅 | ブルーミングガーデン | 1,793億円 | —— |
| タクトホーム | グラファーレ | 1,772億円 | 48〜58万円 |
| アイディホーム | リナージュ | 790億円 | 32万円〜 |
アイディホームの評判に関するよくある質問


- アイディホームの評判は実際のところどうですか?
-
価格の安さと立地を評価する声と、標準設備のグレードや仕上げの精度を指摘する声に分かれます。飯田グループ全体では、立地4.06点・耐震4.08点・コスパ4.04点と高く評価される一方、細部の仕上げは3.49点にとどまります。構造や雨漏りに関する不満は挙がっていません。
- リナージュとはどういう住宅ですか?
-
アイディホームの新築分譲住宅のブランド名です。坪単価は32万円程度からが目安で、飯田グループ内では最も低い価格帯にあります。木造住宅用の制震ダンパー「ミューダム」を採用しています。
- アイディホームは「やばい」のですか?
-
価格が周辺の相場より安いことが、理由の分からない不安として検索されている構造です。安さの理由はグループ内での垂直統合、年間約4万棟を背景にした大量発注、間取りと仕様の規格化によるもので、材料や構造を削っているわけではありません。
- アイディホームの断熱性能はどのくらいですか?
-
断熱等級6と先進IoTを組み合わせた高性能住宅も展開していますが、分譲住宅の標準がすべてこの水準というわけではありません。断熱材にはグラスウールが使われています。検討中の物件の等級は、住宅性能評価書または仕様書で個別に確認してください。
- 制震ダンパー「ミューダム」とは何ですか?
-
木造住宅用の制震装置で、地震のエネルギーを吸収して揺れの大きさを抑えるものです。耐震等級が「建物が壊れないか」を表すのに対し、制震は揺れそのものを減らします。家具の転倒や内装のひび割れは揺れの大きさに左右されるため、等級とは別の意味を持ちます。
- リナージュを内見するとき、何を確認すればよいですか?
-
標準装備とオプションの境目、制震ダンパーと断熱等級が仕様書に記載されているか、窓とサッシの仕様、建具と巾木の仕上がり、同じ分譲地の別区画との比較の5点です。価格帯が低い会社ほど、オプションの範囲が総額に効いてきます。
まとめ|アイディホームは価格を最優先する人に向く


アイディホームは、飯田グループの中で意図的に最も低い価格帯を取っている会社です。
安さの理由は仕様ではなく、グループの調達力と規格化にあります。
この記事のまとめ
- アイディホームは飯田グループの1社で、戸建分譲売上は6位(約790億円)
- 分譲住宅のブランド名はリナージュ。坪単価32万円からが目安でグループ内最安値帯
- 木造住宅用の制震ダンパー「ミューダム」を採用している
- 断熱等級6の高性能住宅も手がけるが、分譲の標準がすべてこの水準ではない
- 安さの理由は垂直統合・大量発注・規格化。材料を削っているのではない
- 評価が高いのは価格と立地。指摘が集まるのは設備のグレードと仕上げ
- 価格帯が低い会社ほど、オプションの範囲が総額に効いてくる
- 内見では標準とオプションの境目を、書面で確定させる
- 同じ物件でも、買主の側に立つ仲介を通すかどうかで総額が変わる
他ブランドの記事
同じ価格帯でも、標準の仕様は会社ごとに違います。
価格だけでなく、断熱等級と保証の中身で比べてください。
アイディホームの物件は、当社なら対象物件の仲介手数料が0円になります。くわしくは次の記事にまとめました。
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
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お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。
この記事の情報は 2026年8月 時点のものです。制度・基準は改正されることがあるため、実際のお手続きの際は各機関の最新情報をご確認ください。














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