建売のデメリット7つとメリット5つ|分譲住宅との違いも解説

《建売住宅》はやめとけと言われる?

建売住宅はやめとけ、とよく見かけるけど本当?

安いのには理由があるのでは、と不安になる

予算に合う物件が見つかったのに、検索すると「やめとけ」という言葉が並ぶ。決めきれないまま時間だけが過ぎていきます。

結論からいうと、やめとけと言われる理由の多くは、確かめずに買った結果として語られています。

間取りが選べない、施工の過程が見えないといった指摘には、確かに根拠があります。

ただし書類と現地で確かめられることは多く、確かめてから決めれば避けられるものが大半です。

ただし、進め方を間違えると

逆に、確かめないまま契約すると、あとから直せない部分で後悔します。

前面道路や高低差、近隣の環境は、住み始めてからでは変えられません。

施工の丁寧さは書類に出ないため、見る機会を作らないと分かりません。

逆にいえば、確かめる順番さえ決めておけば、建売は総額が読めるぶん判断しやすい買い物になります。

この記事では、やめとけと言われる7つの理由と、それぞれを確かめる方法を解説します。

この記事でわかること
  • 建売のデメリット7つ|やめとけと言われる理由の中身
  • 確かめられるものと、確かめにくいものの分け方
  • 書類で確かめること
  • 現地で確かめること
  • 建売と注文住宅の違い
  • 本当に避けたほうがよい物件
この記事の執筆・監修者
シュース健人
シュース健人

シュース 健人
宅地建物取引士(大阪府 第118737号)
株式会社GEEZ/大阪府知事(2)第62068号
関西全域の不動産の購入・売却査定・相続不動産・空き家などの実務に携わっています。本記事は、実務経験に加え、国土交通省・法務省・国税庁などの公的資料を確認して執筆・監修しています。

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目次

建売のデメリット7つ|やめとけと言われる理由の中身

建売住宅がやめとけと言われる理由

まず、何が言われているのかを整理します。

批判の中身は、大きく7つに分かれます。

順に見ていきます。

①建売のデメリットは間取りや仕様を選べないこと

完成した状態、または設計が決まった状態で売り出されます。

部屋の配置も、キッチンの位置も、こちらでは決められません。

ここは建売の性質そのもので、確かめても変わりません。

間取りにこだわりがあるなら、建売は向きません。

建売住宅 デメリットとして最初に挙がるのも、この点です。

ただし完成した間取りが自分の暮らしに合うなら、選べないことは欠点になりません。

図面ではなく、実際に立って動線を歩いてみてください。

②建売のデメリットは施工の過程が見えないこと

完成物件を買う場合、基礎や構造材が仕上げの中に隠れています。

どう施工されたかを、自分の目で確かめられません。

注文住宅なら、施主が現場に通って見ることができます。

この差が、やめとけと言われる最大の根拠になっています。

ただし建築中の物件であれば、こちらも現場を見られます。

分譲地では、同じ会社が数棟を同時に建てていることが多くあります。

完成した1棟を検討していても、隣で建築中の棟を見れば施工の様子は分かります。

これは注文住宅にはない、分譲地ならではの確かめ方です。

③建売のデメリットは価格の内訳が分からないこと

広告に出るのは、土地と建物を合わせた総額です。

建物にいくらかかっているのかが、外からは見えません。

そのため「建物が安く作られているのでは」という疑いが残ります。

価格の内訳は、聞けば教えてもらえることもあります。

売買契約書には、消費税の計算のために建物価格が記載されるのが通常です。

土地には消費税がかからないため、逆算すれば建物にいくら乗っているかが分かります。

契約前に、内訳を確認したいと伝えてください。

④建売のデメリットは似た外観の家が並ぶこと

同じ分譲地では、同じ設計をもとに数棟が建てられます。

外観が似ることで、画一的だという印象を持たれます。

ただし近年は、外壁の色や意匠を分ける会社も増えています。

現地に行けば、印象は資料と違うことがあります。

また、外観が似ていることには利点もあります。

同じ時期に同じ会社が建てた家が並ぶため、街並みが揃います。

築年数も世帯の年齢層も近くなるので、地域として管理されやすくなります。

⑤建売のデメリットは断熱や設備が最低限になりやすいこと

価格を抑えるために、標準仕様が絞られています。

断熱材の厚み、サッシの種類、換気の方式。

ただしこれは等級で確かめられます。

断熱等性能等級と耐震等級を見れば、水準は数字で分かります。

近年は耐震等級3と断熱等性能等級5を標準とする分譲会社も増えています。

数年前の建売と、いま販売されている建売では水準が違います。

口コミが書かれた時期まで見ないと、いまの物件の評価にはなりません。

⑥建売のデメリットは値引きの読み方が分かりにくいこと

売主が会社なので、価格の決め方が個人とは違います。

完成からの経過月数や在庫の状況で、動く幅が変わります。

この事情は外から見えないため、言い値で買ったのではと不安になります。

ただし売主が会社であることは、こちらに有利にも働きます。

個人の売主のように感情で断られることがなく、理由があれば決裁が通ります。

値引きの考え方は建売の値引きの限界の記事で解説しています。

⑦建売のデメリットはアフターの対応に差があること

ラクチン君

ここは会社によって本当に違います。

引き渡し後の不具合に、どこまで対応してもらえるか。

保証の年数は書面で分かりますが、実際の対応の速さは分かりません。

保証制度と、実際の運用は別物です。

この点は、口コミで最も多く指摘される部分でもあります。

建売住宅 やめた ほうが いいと言われるとき、その根拠がここにあることも多くあります。

引き渡しのときに、点検の連絡窓口と担当者を確認しておいてください。

連絡先が分かっていれば、不具合が出たときの動きが変わります。

建売のデメリットは3つに分けられる

建売住宅のやめとけの中身

7つの理由を、性質で分け直します。

確かめられるもの、確かめにくいもの、そもそも変わらないものの3つです。

分けて見ていきます。

建売住宅で書類から確かめられること

数字や記録として残っているものです。

耐震等級、断熱等性能等級、地盤調査の結果、保証の年数と対象。

これらは請求すれば出てきます。

出せないと言われた場合、その理由を聞いてください。

作成していないのか、手元にないのか、出せない事情があるのか。

理由によって、判断は変わります。

建売住宅で現地から確かめられること

実物を見れば分かるものです。

建具の建て付け、床の水平、床下と小屋裏の状態、外壁の仕上げ。

前面道路の広さ、高低差、隣家との距離、周囲の音。

時間帯を変えて2回行けば、資料では分からないことが見えます。

平日の朝は通勤の交通量、休日の昼は近隣の生活音、夜は街灯と人通り。

同じ物件でも、時間帯によって印象がまったく変わります。

建売住宅で確かめにくいこと

施工の丁寧さ、現場監督の管理、引き渡し後の対応の速さ。

これらは書類にも現地にも、はっきりとは出てきません。

確かめにくい部分は、第三者に見てもらうことで補えます。

ホームインスペクションを入れれば、専門家の目で確認できます。

構造の耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防ぐ部分が対象になります。

報告書として残るため、引き渡し後に不具合が出たときの材料にもなります。

建売住宅で確かめても変わらないこと

間取り、外観の意匠、分譲地の並び方。

これらは建売という買い方の性質そのものです。

気になるなら、注文住宅を検討したほうが早く解決します。

確かめる対象と、諦める対象を分けておいてください。

建売住宅を書類で確かめる

建売住宅の書類を確認する

ここからが実務です。

契約の前に、この4つは必ず見せてもらってください。

順に説明します。

建売住宅の住宅性能評価書を見る

住宅性能表示制度にもとづいて、性能を等級で示した書類です。

設計段階の設計住宅性能評価書と、施工段階の建設住宅性能評価書があります。

性能評価書で確認する主な項目

  • 構造の安定:耐震等級(最高は3)
  • 温熱環境:断熱等性能等級(ZEH水準は5)
  • 劣化の軽減:構造がどれだけもつように作られているか
  • 維持管理への配慮:配管の点検や交換のしやすさ
  • 空気環境・光環境

評価書がある物件は、それ自体が第三者の確認を受けた証拠になります。

評価書があると、地震保険の割引を受けられることもあります。

また将来売るときにも、性能を示す書類として使えます。

ない場合でも、設計図書から等級を確認できることがあります。

建売住宅の建築確認済証と検査済証を見る

ラクチン君

検査済証がない物件は、その理由を確かめてください。

建築確認済証は、着工前に法令に適合していることを確認した書類です。

検査済証は、完成後の検査に合格したことを示す書類です。

検査済証がないと、将来の増改築や融資で支障が出ることがあります。

新築の建売であれば、通常はどちらも揃っています。

引き渡しのときに受け取り、権利証と一緒に保管してください。

将来売るときや、増築をするときに必要になります。

建売住宅の地盤調査報告書を見る

その土地の地盤が、建物を支えられるかを調べた結果です。

地盤改良が必要と判定された場合、どの工法で改良したかも記録されます。

改良の記録は、将来売るときにも買主から求められます。

大阪の低地では、この記録の有無が特に重要になります。

あわせて、その土地のハザードマップも確認しておいてください。

浸水想定区域にあたるかどうかは、重要事項説明の対象です。

建売住宅の保証書とアフターの内容を見る

法律で義務づけられているのは、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分の10年保証です。

会社によっては、これを延長する制度を用意しています。

ただし延長の条件に、有償の点検やメンテナンスが含まれることが多くあります。

年数だけでなく、対象の部位と延長の条件まで確認してください。

設備の保証は、構造とは別に短く設定されているのが通常です。

給湯器やエアコンは、メーカーの保証期間で見ることになります。

新築の建売は、仲介手数料が0円になります

ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。

値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。

  • 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
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その物件で決めてしまう前に

気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。

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建売住宅を現地で確かめる

建売住宅を現地で確認する

書類で分からない部分は、現地で見ます。

見る順番は、外から内へです。

3つ挙げます。

建売住宅は建築中の写真をもらう

ラクチン君

完成物件でも、写真は残っています。

分譲会社は、工事の各段階で写真を撮っています。

基礎の配筋、上棟後の構造、断熱材の施工、防水の処理。

見せてもらえるかを聞くだけでも、会社の姿勢が分かります。

建築中の物件であれば、自分で現場に行って見ることもできます。

ただし工事中の敷地に勝手に入るのは危険です。

見たい旨を伝えて、日時を決めてもらってください。

建売住宅の床下と小屋裏の点検口を開ける

ラクチン君

ここを見ない方が大半です。

床下と小屋裏には、点検のための開口が設けられています。

懐中電灯があれば、基礎の状態、配管、断熱材の施工を見られます。

断熱材がずれている、配管に水がたまっているといったことは、ここでしか分かりません。

内覧のときに、開けてよいかを聞いてください。

断られることはまずありません。断られたなら、その理由が判断材料になります。

建売住宅の建具の建て付けと床の水平を見る

すべての建具を開け閉めしてみてください。

引っかかる、勝手に閉まる、閉めても隙間が残る。

こうした症状は、建物が傾いているときにも出ます。

スマートフォンの水平器で床を測れば、目で見て分からない傾きも拾えます。

内覧の見方は建売の内覧チェックポイントの記事にまとめています。

建売のメリットは5つ|デメリットと並べて判断する

建売のメリット5つと注文住宅との差

デメリットだけを並べても判断はできません。注文住宅と比べたときに出てくる強みを5つ書きます。

①建売のメリットは総額が最初から確定していること

建売は土地と建物の合計が、最初から1つの金額で出ています。

注文住宅は本体価格のほかに付帯工事・地盤改良・オプションが乗るので、最終的な総額は契約後にしか固まりません。

地盤改良は土地の売買契約を結んだあとに調査してはじめて金額が出るので、土地を契約する時点では誰にも分かりません。

この違いはローコスト住宅はやばい?坪単価の表示と実際にかかる総額の差に詳しくまとめました。

②建売は土地込みで1,181万円安い

2024年度のフラット35利用者調査では、建売住宅の所要資金が3,826.1万円、土地付注文住宅が5,007.1万円でした。

土地込みの総額で1,181万円の差です。近畿圏で見ると差は1,366万円に広がります。

一方で住宅面積の差は10.4㎡、坪に直すと3.1坪しかありません。差額の大部分は建物ではなく土地の広さです。

③建売は契約から1〜2か月で入居できる

完成済みの物件なら契約から1か月から2か月で引渡しを受けられます。

注文住宅は土地を決めてから引渡しまで、打ち合わせを含めて1年前後かかります。

この期間の差は、いま住んでいる家の家賃としてそのまま費用になります。月10万円の家賃なら1年で120万円です。

④建売は実物を見てから買える

注文住宅は図面と模型で判断して契約します。完成したものを見て決めるわけではありません。

建売は日当たり、天井の高さ、音の響き方、駐車のしやすさを実際に確かめてから決められます。

図面では分からない部分を先に潰せるのは、建売にしかない強みです。

⑤建売は工事中に倒産される心配がない

注文住宅は完成していない家に、契約時・着工時・上棟時と先にお金を払います。

工事の途中で施工会社が倒れると、払った前払金と、引き継ぐ会社に払う追加費用の両方が問題になります。

建売は完成した家を買うので、この前払いという構造がそもそもありません。

帝国データバンクの集計では2025年の建設業の倒産は2,021件で、前年比6.9%増でした。無視できる話ではありません。

もう1つ、建売にしかない利点があります。近隣がどんな人かを先に見られることです。

分譲地なら、すでに入居している区画の様子が分かります。駐車のしかた、庭の使い方、生活音。注文住宅で土地から買う場合、隣にどんな家が建つかは分かりません。

入居後の満足度を左右するのは、性能より近隣であることが多いです。ここを見てから決められるのは、完成した家を買う形だからこそです。

総額が最初から確定している/土地込みで1,181万円安い

契約から1〜2か月で入居できる/実物を見てから買える

工事中の倒産という構造そのものがない

デメリットは確かめれば大半が消えますが、このメリットは建売にしかありません。並べたうえで決めてください。

デメリットは確かめれば大半が消える。メリットは確かめても消えない

注文住宅の自由さに1,181万円を払う価値があるかで決める

迷ったら、同じ予算の建売を先に見て基準を作る

建売住宅と注文住宅はどちらが向くか

注文住宅の側でよく検索されているのが「ローコスト住宅 やばい」です。その中身と、工事中の倒産という建売にはないリスクはローコスト住宅はやばい?坪単価の表示と実際にかかる総額の差で解説しています。

「やめとけ」と似た言葉に「恥ずかしい」があります。2024年度のフラット35では建売住宅6,364件が土地付注文住宅6,330件を上回りました。その数字と、建売がなぜ安いのかという構造は建売は恥ずかしい?安っぽいと言われる理由となぜ安いのかにまとめています。

建売住宅と注文住宅の違い

やめとけと言われる比較の相手が、注文住宅です。

優劣ではなく、条件によって向き不向きが分かれます。

違いを整理します。

建売住宅は総額が最初から確定している

土地、建物、外構が最初から一体で価格になっています。

注文住宅は本体価格に外構や付帯工事が含まれず、あとから乗ります。

同じ予算で比べるなら、入居できる状態までの総額でそろえてください。

建売の広告価格に外構が含まれるかは、物件ごとに違います。

カーテンレール、照明、網戸、テレビアンテナ。

これらが含まれていない場合、入居までに数十万円が別にかかります。

建売住宅は入居までの期間が読める

完成物件なら、契約から1〜2か月で入居できます。

注文住宅は土地探しから始めると、1年以上かかることもあります。

賃貸の更新時期や、子どもの進学に合わせたい場合は建売が向きます。

急いでいないなら、注文住宅を検討する余地があります。

注文住宅では、土地を買ってから建物が完成するまでの間、家賃と土地の返済が重なります。

その期間の負担も、資金計画に入れておいてください。

建売住宅と注文住宅の向き不向き

優先すること向いているのは理由
総額を確定させたい建売土地・建物・外構が最初から込み
実物を見て買いたい建売完成物件なら現物を確認できる
入居時期を決めたい建売契約から1〜2か月
間取りを決めたい注文住宅設計から関われる
仕様を選びたい注文住宅断熱・設備を指定できる
施工を見たい注文住宅現場に通える

どちらかが優れているという話ではありません。

注文住宅を建てた人が「建売でよかった」と言うことも、その逆もあります。

自分が何を優先するかが決まっていれば、迷う必要はありません。

建売と分譲住宅と建築条件付売地は別物として見る

建売住宅と分譲住宅と建築条件付売地の関係

「分譲住宅 デメリット」という検索もありますが、分譲住宅は建売より広い言葉です。

言葉指しているもの
分譲住宅公的な統計では建売住宅と分譲マンションの合計
建売住宅土地と完成した(または建築中の)家をセットで買う形
建築条件付売地土地を先に契約し、期間内に決まった会社と建物の請負契約を結ぶ形
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」の融資区分をもとに当社が整理

広告で「分譲住宅」と書かれていても、中身が建築条件付売地のことがあります。

建築条件付売地は土地と建物が別契約になるので、この記事のデメリットもメリットも当てはまりません。

見分け方は1つです。土地と建物を1本の契約で買うのかどうかを聞いてください。

広告だけでは、どちらか分からないことが多いです。

ラクチン君

販売図面の取引態様と物件種別を見れば分かります。迷ったら物件を教えてください。その場でお答えします。

建売住宅で本当にやめたほうがよい物件

避けたほうがよい建売住宅

建売を擁護するだけでは、記事の意味がありません。

確かめた結果、避けたほうがよい物件は実際にあります。

挙げます。

建売住宅でこれに当たったら見送る

この条件は、あとから直せません

  • 前面道路が狭く、駐車や将来の建て替えに支障がある
  • 高低差が大きく、擁壁の状態や所有関係がはっきりしない
  • 再建築の条件に不安がある
  • 近隣に騒音や臭気の発生源がある
  • 書類の開示を求めても出てこない

最後のひとつは、物件の問題ではなく会社の姿勢の問題です。

性能評価書も検査済証も地盤調査も、あるなら出せるはずのものです。

引き渡し後に不具合が出たとき、同じ姿勢で対応されると考えてください。

契約前の対応は、契約後の対応の予告です。

建売住宅は価格の安さだけで選ばない

同じエリアで極端に安い物件には、理由があります。

立地、道路、地盤、近隣。どれかに事情があることが多くあります。

理由が分かったうえで許容できるなら、それは良い買い物です。

理由が分からないまま安いから選ぶのが、最も危険です。

周辺の成約価格は、国土交通省のデータで誰でも調べられます。

相場から離れている理由を、必ず確かめてください。

建売住宅は、確かめる側に立つ相手がいるかで変わります

建売住宅について相談する

ここまで挙げた確認を、買主が一人で全部やるのは負担が大きすぎます。

誰が確かめるのかで、結果が変わります。

差が出る部分を挙げます。

売主の担当者は、確かめる側には立たない

ラクチン君

立場の問題であって、人柄の問題ではありません。

売主の販売担当は、自社の物件を売る立場にあります。

聞けば答えてもらえますが、聞かれていないことを先に出す理由がありません。

検査済証がない、地盤改良の記録がない——こうしたことは、聞かなければ分かりません。

同じ物件でも、間に入る仲介会社の担当者がどちらを向いているかで着地点は変わります。

買主の側に立つと、建売住宅の確認が代わりにできる

ラクチン君

確かめる作業そのものを、任せられます。

ラクチン不動産は、買主の側に立って売主と条件を詰めます。

買主の味方として動くと、こうなります

  • 住宅性能評価書・検査済証・地盤調査報告書を取り寄せて確認する
  • 耐震等級・断熱等級を、他社の建売と並べて比較する
  • 保証書の年数・対象部位・延長の条件を読む
  • 前面道路・高低差・再建築の条件を役所で確認する
  • 第三者のホームインスペクションを手配する

交渉が通るかどうかは運ではなく、売主に「この人に売りたい」と思わせる材料をどれだけ用意できるかで決まります。

ラクチン不動産は、買主の側に立って確かめます

ラクチン不動産は購入・売却の仲介を専門にしています。

他社で断られた物件でも、まずは状態をうかがったうえで進め方を整理します。

特定の分譲会社を売る立場ではないため、会社を越えて横並びで比較できます。

確かめた結果、見送ったほうがよいと判断すればそう申し上げます。

物件の探し方は建売はどこで探すかの記事にまとめています。

大阪・兵庫・京都を中心にお手伝いしています。

買取を検討する場合も、売主の立場で複数の買取業者に査定を出して比較します。

建売のデメリットに関するよくある質問

建売住宅の確認項目
建売住宅はやめたほうがよいのですか?

一律にやめたほうがよい、ということはありません。やめとけと言われる理由は、間取りや仕様を選べない、施工の過程が見えない、価格の内訳が分からない、外観が似る、断熱や設備が最低限になりやすい、値引きの読み方が分かりにくい、アフターの対応に差があるという7つに整理できます。このうち多くは、書類と現地で確かめられます。確かめてから決めれば避けられるものが大半です。

建売住宅で契約前に見せてもらう書類は何ですか?

住宅性能評価書、建築確認済証と検査済証、地盤調査報告書、保証書の4つです。性能評価書では耐震等級と断熱等性能等級が数字で分かります。検査済証がないと将来の増改築や融資で支障が出ることがあるため、ない場合は理由を確かめてください。これらは、あるなら出せるはずのものです。開示を求めても出てこない場合は、物件ではなく会社の姿勢の問題です。

完成した建売住宅でも施工を確かめられますか?

確かめられます。分譲会社は工事の各段階で写真を撮っているため、基礎の配筋、上棟後の構造、断熱材の施工、防水の処理の写真を見せてもらえるか聞いてください。また床下と小屋裏には点検口があり、懐中電灯があれば基礎の状態や配管、断熱材の施工を確認できます。ここを見る方は少ないのですが、断熱材のずれなどはここでしか分かりません。

建売住宅と注文住宅はどちらがよいですか?

優劣ではなく、何を優先するかで分かれます。総額を確定させたい、実物を見て買いたい、入居時期を決めたいなら建売が向きます。間取りを決めたい、仕様を選びたい、施工を見たいなら注文住宅です。なお比べるときは、注文住宅の本体価格に外構や付帯工事が含まれない点に注意してください。入居できる状態までの総額でそろえて比較します。

本当に避けたほうがよい建売住宅はありますか?

あります。前面道路が狭く駐車や将来の建て替えに支障がある、高低差が大きく擁壁の状態や所有関係がはっきりしない、再建築の条件に不安がある、近隣に騒音や臭気の発生源がある。これらはあとから直せません。加えて、書類の開示を求めても出てこない物件は、物件の問題ではなく会社の姿勢の問題です。

建売住宅の断熱が心配です

断熱等性能等級で確かめられます。ZEH水準は等級5で、それを標準とする分譲会社も増えています。ただし具体的なUA値やC値は公表されていないことが多いため、契約前に仕様書で確認してください。サッシの種類(アルミ樹脂複合かオール樹脂か)とガラスの構成(Low-Eペアかトリプルか)も、体感に直結する部分です。

建売住宅で確かめにくいことはどうすればよいですか?

施工の丁寧さ、現場監督の管理、引き渡し後の対応の速さは、書類にも現地にもはっきりとは出てきません。この部分は、第三者のホームインスペクションを入れることで補えます。専門家が構造や設備を確認し、報告書として残ります。費用はかかりますが、数千万円の買い物に対する確認としては見合うものです。

まとめ|建売のデメリットは確かめれば大半が消える

建売住宅の購入について相談する

やめとけという言葉だけで判断する必要はありません。

確かめる対象と、諦める対象を分けてください。

この記事のまとめ

  • やめとけと言われる理由は7つに整理できる
  • その多くは、確かめずに買った結果として語られている
  • 書類で確かめられるのは、耐震等級・断熱等級・地盤・保証
  • 契約前に、性能評価書・検査済証・地盤調査報告書・保証書を見る
  • 現地では、床下と小屋裏の点検口を開ける
  • 建具の建て付けと床の水平で、傾きが分かる
  • 施工の丁寧さは、建築中の写真とインスペクションで補う
  • 間取りと外観は確かめても変わらない。気になるなら注文住宅
  • 前面道路・高低差・再建築・近隣は、あとから直せない
  • 書類の開示を求めても出てこないなら、会社の姿勢の問題

この記事の位置づけ

仕様や保証の内容は、分譲会社と商品によって異なります。

この記事は確認の考え方を整理したものです。個別の物件についてはご相談ください。

ラクチン不動産は新築戸建ての仲介手数料が0円です

新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。

物件価格通常の仲介手数料(税込)ラクチン不動産
2,500万円89万1,000円0円
3,000万円105万6,000円0円
3,500万円122万1,000円0円
4,000万円138万6,000円0円
4,500万円155万1,000円0円
仲介手数料の上限は「売買価格×3%+6万円」に消費税を加えた額です

なぜ0円にできるのか

仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。

ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。

だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。

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  • しつこい営業のお電話はしません
家を買いたい人をサポートします!

ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています。

お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。

この記事の情報は 2026年8月 時点のものです。制度・基準は改正されることがあるため、実際のお手続きの際は各機関の最新情報をご確認ください。

ラクチン不動産は新築戸建ての仲介手数料が0円です

新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。

物件価格通常の仲介手数料(税込)ラクチン不動産
2,500万円89万1,000円0円
3,000万円105万6,000円0円
3,500万円122万1,000円0円
4,000万円138万6,000円0円
4,500万円155万1,000円0円
仲介手数料の上限は「売買価格×3%+6万円」に消費税を加えた額です

なぜ0円にできるのか

仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。

ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。

だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。

  • 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
  • すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
  • 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
  • しつこい営業のお電話はしません
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3,000万円105万6,000円0円
3,500万円122万1,000円0円
4,000万円138万6,000円0円
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ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。

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この記事の監修者

株式会社GEEZ 宅地建物取引士(大阪府 第118737号)として、大阪・兵庫・京都を中心に、不動産売買の実務に携わっています。
不動産売却・相続不動産・空き家・買取と仲介の比較**を主な専門分野とし、物件の査定から売却方法の提案、契約まで対応しています。
ラクチン不動産の記事についても、実際の不動産取引経験と宅地建物取引士としての知識をもとに執筆・監修しています。

**所属:株式会社GEEZ**
宅地建物取引業免許:大阪府知事(2)第62068号

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