
タクトホームの建売を検討しています。最長60年保証と書いてありますが、アフターサービスで何をしてもらえて、何をしないと保証が切れるのかが分かりません。
保証の年数が長いほど、条件が気になりますよね。
先に結論を言います。タクトホームのアフターサービスは6ヶ月・2年・5年・10年の4回が無料で、構造と雨漏りは10年保証が基本です。
最長60年の延長は、5年ごとの診断と、タクトホームグループに発注する有償の指定工事が条件です。
5年目の建物診断を受けなかった時点で、延長保証の制度は使えなくなります。
避け方は、5年診断の案内に必ず返送し、10年目に延長の見積りを比べて決めることです。地盤保証は20年目に再保証の費用がかかることも覚えておきます。
この記事では、タクトホームの公式サイトのオーナーサポートと保証制度のページをもとに、買主が知っておくべき点検・保証・延長の条件を整理します。
この記事で分かること
タクトホームのアフターサービスの窓口と対応の流れ
無料の点検と診断の時期と内容
部位ごとの保証期間(10年・5年・2年)
最長60年の延長保証の条件と指定工事
地盤保証20年と、20年目の再保証の費用
保証の外になる主な場面
引渡しの前と後に買主がやること
タクトホームのアフターサービスの窓口はお客様センター


住んでから不具合が見つかったときは、タクトホームのお客様センター(0120-828-688)に連絡します。
受付は9:00〜17:00で、年末年始・夏期休暇・土日祝日は受付していません。メールの問い合わせフォームもあります。
不具合の連絡から修理までは4段階
公式のオーナーサポートでは、対応の流れを次のように案内しています。
- 専用窓口に連絡する
- 担当者から訪問日時の連絡が来る
- 担当者が訪問し、対処方法を検討して説明する
- 専門業者が必要な場合は手配して対応する
平日に連絡するほど早く動いてもらえるので、週末に見つけた不具合は写真に撮って月曜日に電話します。
オーナー向けのサポートサイトで自分で直せることもある
タクトホームの公式サイトには、オーナー向けのお手入れトラブルマニュアル(動画・PDF)と、災害への備えのページがあります。
オーナー限定で住まいのアイテムを特別価格で買える「すまいーだPLUS」というサイトも案内されています。



困ったらまずお客様センターです。土日祝はつながらないので、番号と受付時間はスマホに登録しておくと安心ですよ。
タクトホームのアフターサービスの無料点検は10年までに4回


タクトホームは、6ヶ月・2年の点検と、5年・10年の診断を無料で行うと公表しています。対象は2016年4月以降に引き渡された建物です(一部例外あり)。
| 時期 | 名前 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 6ヶ月 | 6ヶ月点検 | 屋根・外壁・外構の目視、建具の建付け、設備の確認 |
| 2年 | 2年点検 | 短期保証が満了する箇所を中心に外部・内部・床下 |
| 5年 | 5年診断 | 屋根・外壁・基礎、天井点検口の雨じみ、床下のシロアリ |
| 10年 | 10年診断 | 屋根・外装・軒天・雨どい・板金、天井点検口、床下 |
2年点検は短期保証が切れる前の最後の点検
2年点検は、下地・仕上げ・付属部品・住宅機器など短期保証が満了を迎える時期の点検です。
気になる部分があれば事前にスタッフへ連絡するよう、公式でも案内しています。新築の2年までに見ておく場所は新築の1年点検はある?建売の売主7社の点検時期・自分で見る場所と2年保証の期限で解説しています。
タクトホームの10年点検(10年診断)は5年診断と防蟻工事を受けた人が対象
10年診断のページには、5年診断と防蟻工事を受けた人を対象に10年診断を案内していると書かれています。
防蟻工事は有償なので、5年目に防蟻工事をしないと10年診断の案内が来ないということです。
10年診断は、構造躯体・基礎・雨漏りの10年の長期保証が終わり、外壁や屋根に劣化の兆候が出てくる時期の診断と説明されています。屋根・外壁・バルコニー・軒天・雨どい・板金を15〜20分かけて見ます。
6ヶ月点検は1時間ほどで外と中を見る
6ヶ月点検の目安は、外部が10〜15分、内部が20〜30分です。屋根や外壁の浮き・割れ、サッシや室内ドアの建付け、クロスの浮きや設備の水漏れを確かめます。
点検のあとに、日々のお手入れの説明もあります。気になる箇所は前日までにメモにまとめておくと、短い時間でも漏れなく見てもらえます。
天井点検口がないと診断は外からだけになる
5年と10年の診断では天井点検口を開けて雨漏りの跡を確かめますが、天井点検口がない建物は外部からのみの診断になると書かれています。
内見のときに天井点検口と床下点検口の場所を確かめておくと安心です。点検口の見方は床下点検口は何か所必要?大きさ・設置場所と天井点検口の確認ポイントで解説しています。
タクトホームのアフターサービスの保証期間は部位で違う


「10年保証」なのは構造と雨漏りで、内装・建具・給排水の多くは2年です。公式の長期保証・短期保証のページから主なものを整理します。
| 部位 | 保証期間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 基礎・柱・梁・床組などの構造 | 10年 | 構造耐力上支障のある亀裂・欠損・変形 |
| 外壁・屋根・ベランダの防水 | 10年 | 室内への雨漏り |
| 不等沈下 | 10年 | 建物の傾きが6/1000を超えるもの |
| 防蟻 | 5年 | ヤマトシロアリ・イエシロアリ(在来種)の食害 |
| 内装の仕上げ・建具・タイル・外構 | 2年 | 床鳴り・建付け不良・剥がれ・ひび割れ |
| 地盤 | 20年 | 第三者の地盤認証による地盤保証 |
2年の短期保証で直してもらえる主な不具合
短期保証の表には、床鳴り・そり・すきま・割れなど木材の著しい変形や、フローリングの剥がれ・連続するきしみ音が対象として並んでいます。
一方で、1ミリ以下の隙間や、木材の乾燥・湿潤による現象は免責です。冷暖房を局所的に強く使ったことが原因のものも外れます。
「少しすき間がある」程度では直してもらえないこともあるので、気になる箇所は定規を当てて写真に残しておくと伝わりやすくなります。
設備の保証はメーカー保証に準じる
給湯器やキッチンなどの住宅設備は、メーカーの保証に準じると書かれています。
設備ごとの期間は、引渡しのときに受け取る取扱説明書と保証書で確かめます。
シロアリは外来種と1mより上は対象外
防蟻の保証の対象は、地面から高さ1mまでの柱・筋交い・土台などの構造部分です。
カンザイシロアリなど外来種の食害は除かれます。シロアリ対策の一般的な考え方は新築のシロアリ対策は必要?建売の防蟻処理が5年で切れる理由と保証と再施工の時期で解説しています。
保証期間の法律上の考え方は建売の保証期間は何年?新築の瑕疵担保責任10年とアフターサービスと最長60年保証の条件にまとめています。
タクトホームの最長60年保証を延長する条件


最長60年保証は、10年で終わる長期保証を、5年ごとのメンテナンスを条件に延ばす制度です。
5年目の建物診断を受けないと延長できない
保証延長制度のページでは、長期保証の10年の間に5年目の建物診断を受け、指定工事を発注することが条件と書かれています。
5年目の建物診断を受けない場合は、保証延長制度の適用になりません。
延長を続けるあいだも、5年ごとの無料診断を受けない場合は適用にならないとされています。
指定工事は5年ごとの防蟻と10年ごとの外装
| 間隔 | 指定工事 | 費用 |
|---|---|---|
| 5年ごと | 防蟻処理工事 | 有償 |
| 10年ごと | 長期保証に必要な外装メンテナンス工事など | 有償 |
公式には、指定工事の発注先はタクトホームグループのみと書かれています。外壁の塗装を安い他社に頼むと、延長の条件から外れます。
タクトホームのシロアリ5年保証は防蟻剤の効き目に合わせた仕組み
公式のシロアリのページでは、防蟻剤の効力はおよそ5年程度なので、5年ごとに散布して保証を延ばす「シロアリ5年保証」を用意していると説明しています。
散布するのは、玄関まわり・床下の水回りの木部と土台・床下の土壌です。点検では蟻道や被害の有無、基礎の割れ、水漏れ、断熱材の欠落も確かめます。
タクトホームのメンテナンスの範囲外になるシロアリ対策は、別の会社(ティーアラウンド)が受けると案内されています。
10年の延長に必要な点検と工事の中身
延長保証のページでは、10年の延長に必要な点検と工事として次のものが挙がっています。
- 現状確認検査
- 防蟻処理工事(必須)
- 屋根工事
- 外部塗装・外壁吹付け工事
- 外部防水工事・コーキング工事
- 外部板金工事
- その他必要な補修工事
工事が終わると保証書が発行され、10年間の延長保証が付きます。検査とメンテナンス工事は有償と書かれていて、金額は公式サイトには載っていません。
タクトホームの延長保証を受けるか決めるときの比べ方
同じ外装工事を他社に頼んだときの見積りとの差額
延長で付く保証の年数(工事後の10年)
同じグループで工事をした履歴が売却のときに残ること
差額が延長で守られる範囲に見合うかで決めれば、タクトホームのアフターサービスを印象ではなく数字で判断できます。
タクトホームの地盤保証は20年で再保証は自己負担


タクトホームの建売には、第三者の地盤認証による20年の地盤保証が付きます。地盤調査は法令に準じた3項目8要素で行い、調査報告書と改良報告書を発行するとしています。
20年目に15年の再保証の費用がかかる
一方で、定期点検と保証延長の案内には、20年目に地盤保証の15年の再保証が必要で、その費用はお客様負担と書かれています。
金額は公式サイトに載っていないので、契約のときに担当者から目安を聞いておきます。
地盤の調査報告書は引渡しで必ず受け取る
地盤調査報告書や改良報告書は、将来売るときや再保証を受けるときにも使う書類です。保証書と一緒に保管しておきます。



地盤保証の20年と、建物の長期保証の10年は別の制度です。年数が違うので、どちらがいつ切れるかをメモしておきましょう。
タクトホームのアフターサービスで保証の外になる場面


保証の表には、部位ごとに免責事項が並んでいます。買主が気をつけたいのは次のものです。
引渡しの時に確認されなかった傷は対象外
建具の免責事項には、引き渡し時に確認されたもの以外のキズ・汚れ・破損が入っています。
入居後に見つけた傷は、引越しでついたものと区別できないためです。立会いのときに見つけて伝えることが欠かせません。
結露や重い車による不具合も対象外になりやすい
- 室内部の結露(建具の免責事項)
- ペアガラス内の結露はメーカーの保証期間による
- 重量が2トンを超える車両の出入りや駐車による土間コンクリートの不具合
- カンザイシロアリなど外来種の食害
タクトホームのアフターサービスで保証が切れやすいこと
5年診断の案内に返送せず、診断を受けなかった
5年目の防蟻工事をせず、10年診断の案内が来なかった
外装の工事をグループ以外に発注した
タクトホームの公式サイトにも、グループでメンテナンス・リフォームを行えば保証が消滅せず継続できると書かれています。
タクトホームのアフターサービスを活かすために買主がやること


保証は「あるかどうか」より、条件の期限を逃さないかどうかで差がつきます。時期ごとに並べます。
引渡し前は傷と汚れをすべて伝える
立会いでは、床・壁・建具・サッシの傷と汚れを写真に撮って伝え、直してもらいます。内覧会で見る場所は内覧会とは?新築の引渡し前に見るチェックリストと指摘の伝え方を解説にまとめています。
引渡しで受け取る書類はまとめて保管する
引渡しで受け取って保管する書類
保証書と保証の内容(長期・短期)
地盤調査報告書・地盤改良報告書
設備の取扱説明書とメーカーの保証書
点検と診断の案内(届いたら期間内に返送する)
引渡しの当日の流れは建売住宅の引渡しまでの流れ|契約から鍵を受け取るまでの期間で解説しています。
5年目は診断と防蟻工事を決める年
各点検の前には担当部署から連絡が来て、期間内に返送するよう案内されています。
5年目は、延長の道を残すかどうかが決まる年です。延長を続ける気があるなら、この年の診断と防蟻工事は外せません。
10年目と20年目はお金の準備をしておく
10年目は外装のメンテナンス工事、20年目は地盤の再保証の費用がかかります。月々の修繕積立を家計に組み込んでおくと、延長をあきらめずに済みます。
タクトホームのアフターサービスのよくある質問


- タクトホームの無料点検は何回ありますか
-
6ヶ月・2年の点検と、5年・10年の診断の4回が無料です。2016年4月以降に引き渡された建物が対象で、10年診断は5年診断と防蟻工事を受けた人に案内されます。
- 最長60年保証は何もしなくても続きますか
-
いいえ。長期保証は10年で終わり、5年目と10年目の診断を受けて指定工事を発注することが延長の条件です。5年目の建物診断を受けない場合は延長の制度が使えません。
- 延長のための工事はどこに頼めばよいですか
-
公式には、指定工事の発注先はタクトホームグループのみと書かれています。他社に頼むと延長の条件から外れます。
- 地盤保証は何年ですか
-
第三者の地盤認証による20年保証です。20年目に15年の再保証が必要で、その費用はお客様負担と案内されています。
- 設備が壊れたら保証で直りますか
-
給湯器などの住宅設備は、メーカーの保証に準じます。期間は設備ごとの保証書で確かめてください。
- 不具合の連絡先はどこですか
-
お客様センター(0120-828-688)です。受付は9:00〜17:00で、年末年始・夏期休暇・土日祝日を除きます。
タクトホームのアフターサービスは5年目を逃さない


最後にまとめます。
タクトホームのアフターサービスは10年までに無料の点検と診断が4回で、延長は5年ごとの診断と指定工事が条件です。
- 窓口はお客様センター(土日祝は受付なし)
- 6ヶ月・2年の点検と5年・10年の診断が無料
- 10年なのは構造と雨漏りで、内装や建具の多くは2年
- 延長は5年目の診断と、グループへの指定工事の発注が条件
- 地盤保証は20年で、20年目の再保証は自己負担
- 引渡し時に確認されなかった傷は保証の外
会社全体の評判や仕様はタクトホームの評判は?建売は寒いのかとZEH水準と最長60年保証を解説、ブランドの特徴はグラファーレの評判は?寒さとZEH水準と色が選べる6か所を解説で解説しています。
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| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
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