西宮や北摂でセセラの家を見て、エストコーポレーションってどんな会社だろうと調べている——そんな方がこのページを開いています。
公式サイトにはUA値0.31、ZEH基準を上回る、耐震等級3相当といった数字が並んでいます。

数字を見る限り良さそうなんですが、本当にそのとおりなんでしょうか。
先に、公式の書き方でいちばん注意すべき点を書きます。
耐震について公式は「等級3相当に該当します」と書いています。「等級3を取得しています」とは書かれていません。
UA値0.31も「C仕様」という特定の仕様での数値だと注記があります。全棟が0.31という意味ではありません。



これは不誠実だという話ではありません。公式はきちんと注記を付けています。問題は、読む側がその注記を飛ばしてしまうことです。この記事では、注記も含めて全部書きます。
この記事では公式サイトに書かれている数字と、当社が関西のレインズで集計した在庫の2つで判断材料を出します。
筆者は関西で買主側だけについて新築戸建てを扱う不動産会社です。売主から報酬を受け取る立場ではないので、売主に不利なことも書きます。
ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。
値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。
- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
- 売主側では言いにくい弱点も、買主の立場でお伝えします
- 新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています
- しつこい営業のお電話はしません
エストコーポレーションとはどんな会社か|西宮のグループ4社


まず会社の形を押さえます。ここが分かっていないと、契約の相手が誰なのかで混乱します。
エストコーポレーションは4社のグループで動いている
| 会社 | 設立 | 宅建免許 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 株式会社エストコーポレーション | 1998年6月 | — | グループの本体。用地の仕入れと開発 |
| 株式会社リブレ | 2008年2月 | 兵庫県知事(4)第203966号 | 新築戸建分譲、戸建再生、仲介 |
| 株式会社セセラ不動産販売 | 2012年1月 | 兵庫県知事(3)第204118号 | 分譲住宅・注文住宅の販売、宅地開発 |
| 株式会社エムズコーポレーション | 2020年10月 | 一般建設業(般-2)第219948号 | 建築・土木・外構などの施工 |
販売図面の売主欄に「リブレ」や「セセラ不動産販売」と書かれていることがあります。
これは別会社ではなく同じグループの中での役割分担です。
ただし契約の相手方と、保証の窓口がどの会社になるのかは重要事項説明書で確認してください。



グループで分かれている会社は珍しくありません。大事なのは「誰と契約して、何かあったときどこに連絡するのか」の2つだけです。
本体のエストコーポレーションは、宅建免許ではなく用地の仕入れと開発を担う立場です。
だから売買契約の相手方は、リブレかセセラ不動産販売のどちらかになります。
保証の窓口も同じです。引渡しのときに「何かあったらどこに連絡するのか」を紙でもらっておいてください。グループが分かれている会社では、ここが曖昧になりやすい部分です。
エストコーポレーションのブランドはセセラの家
新築戸建のブランド名が「セセラの家」です。
注意したいのは、セセラの家は分譲だけでなく注文住宅としても展開されていることです。
公式サイトも注文住宅のページと分譲のページが分かれています。口コミを読むときは、どちらの話なのかを先に見てください。
打ち合わせの回数も引渡しまでの期間も、分譲と注文ではまったく違います。
注文住宅の「セセラの家」は、公式サイトが分譲とは別に用意されています。
マドリニストという設計担当者が間取りを一緒に決めていく形で、打ち合わせを重ねて建てる進め方になります。
分譲の完成済み物件を買う場合は、この工程がありません。同じブランド名でも、受けられるサービスがまったく違う点に注意してください。
エストコーポレーションの関西の在庫は当社集計で14件
当社が2026年9月にレインズで関西6府県の新築戸建て3,143件を集計したところ、エストコーポレーションは14件でした。
比較として、一建設は405件、飯田グループ6社の合計は791件です。
供給量で選ぶ会社ではありません。エリアが合えば候補になる、という位置づけです。
免許番号のカッコ内の数字は更新回数です。
リブレは(4)、セセラ不動産販売は(3)なので、どちらも更新を重ねています。
新しく免許を取り直した会社は(1)に戻るので、継続して事業を行ってきたことがこの番号から読み取れます。
エストコーポレーションの評判と口コミは3つに分けて読む


口コミは事実・見方次第・誤解に分けて読みます。
エストコーポレーションの評判のうち書面で確かめられる事実
グループ4社の構成、UA値0.31、第1種全熱交換型換気、樹脂サッシ、制振ダンパー。これらは公式に書かれている事実です。
口コミを読む必要がありません。公式サイトを見れば確かめられます。
公式サイトには施工事例とお客様の声のページもあります。
ただしこれは売主が選んで載せているものなので、良い評価が並ぶのは当然です。
判断に使うなら、写真に写っている仕様が標準なのかオプションなのかを見てください。そこが分からないまま「こういう家が建つ」と思うと、見積の段階で差が出ます。
エストコーポレーションは設計にこだわるという評価は見方次第
公式は「MADORINIST(マドリニスト)」という設計の担当者を前面に出しています。
間取りを一緒に考えてくれるという評価につながっていますが、これは注文住宅の話です。
分譲で完成済みの物件を買う場合、間取りはもう決まっています。同じ会社でも受けられるものが違います。
分譲でも、着工前の区画なら一部を選べることがあります。
ただしこれは物件と時期によるので、「選べる」と決めつけないでください。完成済みならすべて決まっています。
エストコーポレーションの評判で誤解が多いのは公式の数値の読み方
いちばん多い誤解が、公式の数値をそのまま自分の物件の数値だと思うことです。
UA値0.31は「C仕様」という条件つき、耐震は「等級3相当」という表現です。
どちらもその1棟がどうなのかは、仕様書と評価書でしか分かりません。
- 事実 — グループ構成・換気方式・サッシ・制振ダンパー。公式で確かめる
- 見方次第 — 設計へのこだわり。注文住宅の話なので分譲では受けられない
- 誤解 — 公式の数値をそのまま自分の物件の数値だと思うこと
関西で「セセラの家」を見かけるのは、西宮と北摂に集中します。
大阪市内や京都、和歌山では出てきません。エリアを先に決めている会社だからです。
探しているエリアがこの範囲に入っていなければ、そもそも候補になりません。逆に範囲内なら、供給量が少ないぶん競合も少なくなります。
セセラの家の断熱はUA値0.31|ZEH基準を上回る


数字そのものはかなり高い水準です。ただし読み方に条件があります。
セセラの家のUA値0.31は1地域のZEH基準を上回る
公式サイトには「1地域のZEH基準0.4を上回る0.31をクリアしています」と書かれています。
UA値は外皮の熱の通しやすさを外皮面積で割った数値で、低いほど断熱性能が高くなります。
1地域というのは北海道の旭川などが該当する、日本でいちばん寒い区分です。
その厳しい基準を関西の家がクリアしている、という主張になります。
地域区分は1から8まであり、数字が小さいほど寒い地域です。
関西の多くは6地域にあたります。6地域のZEH基準は0.6なので、0.31という数値はその基準の約半分ということになります。
ただし繰り返しになりますが、これはC仕様での数値です。自分が見ている物件がその仕様かどうかは、別に確認が要ります。
セセラの家のUA値0.31にはC仕様という注記がある
ここが読み飛ばされやすい部分です。公式には「※セセラの家『C仕様』数値」という注記が付いています。
つまり0.31は特定の仕様のときの数値であって、全棟がこの数値という意味ではありません。
その物件の実際のUA値は、設計住宅性能評価書かBELSの評価書で確認するしかありません。



公式サイトには「大手ハウスメーカーと遜色ない性能値」として比較表もありますが、そこには「2018年6月1日現在の各社の断熱性と気密性」と注記があります。7年前の比較なので、いまの各社の水準とは変わっている可能性があります。
C値については、公式に具体的な数値が示されていません。
C値は気密性を表す数値で、現場ごとの施工精度で変わります。測定してはじめて分かる数字なので、気になる場合は気密測定を行っているか聞いてください。
セセラの家は第1種全熱交換型換気と樹脂サッシ
換気は第1種全熱交換型換気システムです。
外気温を室内の温度に近づけて換気するので、空気を入れ替えながら室内の温度を変えません。
窓は樹脂サッシで、結露が発生しにくいと説明されています。
断熱材は吹き付け断熱材、隙間は気密テープで塞ぐという施工です。
ZEHについてはZEHビルダーに認定されていると記載があります。認定を受けた会社の施工でなければZEH補助金の対象になりません。
UA値0.31は「C仕様」という条件つきの数値
第1種全熱交換型換気・樹脂サッシ・吹き付け断熱材が公式の記載
その棟の実数は設計住宅性能評価書かBELSで確認する
ZEHビルダーの認定についても補足しておきます。
これはSII(一般社団法人環境共生イニシアチブ)が行う認定で、受注する住宅のうちZEHが占める割合を50%以上にする目標を掲げた会社が対象です。
公式には「2025年までにZEH住宅、Nearly ZEH住宅あるいはZEH Oriented住宅を50%以上とする」という目標が示されています。目標であって実績ではない点は押さえておいてください。
セセラの家の耐震は「等級3相当」と書かれている


ここがこの記事でいちばん大事な部分です。
セセラの家の公式の表現は「等級3相当に該当します」
公式サイトの原文は「セセラの家はこの等級3相当に該当します」です。
「等級3を取得しています」とは書かれていません。
相当と取得はまったく別の話です。
この書き方自体は、建売や分譲では珍しくありません。
評価書を取るには費用と手間がかかるので、取らずに同等の設計で建てる会社もあります。
大事なのは、売主がどちらなのかを買主が知っておくことです。「相当」でも家が弱いという意味ではありません。ただ書面で証明できないというだけです。
耐震等級の「相当」と「取得」はどう違うのか
| 表現 | 意味 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 耐震等級3を取得 | 第三者機関が評価して書面を交付している | 設計住宅性能評価書がある |
| 耐震等級3相当 | 同じ水準で設計しているという売主の説明 | 評価書は交付されていない可能性がある |
等級というのは住宅性能表示制度にもとづいて第三者機関が評価し、書面で交付するものです。
「相当」はその書面がなくても使える表現です。
だから「相当」と書かれていたら、評価書があるかどうかを必ず聞いてください。



評価書がないと、何か困ることがありますか。



3つあります。地震保険の割引が受けられないこと、フラット35Sの金利引き下げに使えないこと、売るときに性能を証明できないことです。どれもお金に直接関わります。
地震保険の割引は、耐震等級に応じて保険料が下がる仕組みです。
等級3なら50%、等級2なら30%、等級1なら10%の割引になります。評価書がなければこの割引は受けられません。
35年間で見ると数十万円の差になることがあるので、「相当」と書かれている物件では必ず確認してください。
セセラの家は制振ダンパーで衝撃を約半分にする
公式には「制振ダンパーは、地震の建物への衝撃を約2分の1に軽減してくれます」と記載があります。
第一種全熱交換換気の他社の例は炭の家とは?フジの家の第一種換気で正圧を保つ仕組みとフィルター交換の費用に、公式の注記と当社の熱損失の試算をまとめています。
耐震等級では補いきれない、繰り返し発生する小さな余震の揺れから建物を守るという説明です。
制振装置そのものは壁の中に入る部材なので、完成後は仕様書でしか確認できません。
公式の表現は「等級3相当に該当します」。「取得」とは書かれていない
相当は書面がなくても使える表現。評価書の有無を必ず聞く
評価書がないと地震保険の割引・フラット35S・売却時の証明が使えない
制振ダンパーと耐震等級は、役割が違います。
耐震等級は「一度の大地震で倒れないか」を見る指標で、繰り返しの揺れでダメージが積み重なる部分までは表せません。
制振はそこを補うものです。だから「制振が入っているから等級は不要」にはなりません。両方を見ます。
フラット35Sについても触れておきます。
耐震等級や断熱等級が一定以上の住宅は、当初の金利が引き下げられる仕組みです。
この判定にも評価書などの書面が要ります。「相当」では使えないので、借入額が大きいほど影響も大きくなります。
エストコーポレーションは施工エリアを1時間以内に限定している


会社の方針としてはっきり書かれている部分です。
制振ダンパーのメーカーと型番は公式に明記されていません。
仕様書で製品名を確認してください。製品が分かれば、性能の資料もメーカー側で公開されています。
エストコーポレーションはアフターのためにエリアを絞っている
公式サイトには「施工エリアを会社から1時間以内でお伺いできる距離に限定しています」と書かれています。
理由は住み始めてからの対応です。定期的なメンテナンスで資産価値を維持する、という考え方が示されています。
関西ではマリンホームも同じような方針を出しています。供給量より対応の速さを取る会社の考え方です。
1時間以内という基準は、裏を返せば供給量の上限になります。
エリアを広げれば棟数は増やせますが、それをしないと決めている会社です。
当社集計で関西14件という数字は、この方針の結果だと読めます。
エストコーポレーションの施工エリアは兵庫と北摂
| 府県 | エリア |
|---|---|
| 兵庫県 | 西宮市・芦屋市・宝塚市・伊丹市・尼崎市・明石市 |
| 兵庫県(神戸市) | 東灘区・灘区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・北区・中央区・西区 |
| 大阪府 | 豊中市・池田市・箕面市・吹田市・茨木市・高槻市・摂津市 |
本社が西宮市にあるので、阪神間と北摂が中心になります。
このエリアの外ではそもそも物件が出てきません。大阪南部や京都で探している場合は候補に入りません。
阪神間は土地の価格が高い地域です。
同じ予算でも、西宮市と大阪南部では買える広さがかなり変わります。
エリアを先に決めてから売主を選ぶのか、売主を決めてからエリアを合わせるのか。この会社を検討する場合は、前者の順番になります。
エストコーポレーションは売上100億円を超えた
公式サイトのトップに「2026年3月期 お陰様で売上高100億円を突破することが出来ました」と掲示されています。
グループ会社の会社概要ではグループ全体108億円(2026年3月期実績)です。
従業員は141名(グループ会社を含む/2026年4月現在)です。
1998年の設立からの伸び方を見ると、直近で規模が大きく動いている会社だと読めます。
売上100億円という規模を、関西の他の売主と比べておきます。
フジ住宅はグループで約1,405億円、誠建設工業は連結31億円です。エストコーポレーションはその中間にあたります。
規模が大きければ安心というわけではありません。大事なのは自己資本の厚みと、引渡しまでの期間に会社が続くかどうかです。
新築住宅には10年間の瑕疵担保責任と、保険または供託による資力確保が義務づけられています。保険で確保している場合、支払うのは売主ではなく保険法人です。
エリアを絞る方針には、買う側にとっての利点もあります。
同じ会社が近隣で何棟も建てていれば、施工の癖も職人も安定します。遠方の現場に応援を出す必要がないので、管理の目も届きやすくなります。
供給量が少ないことと、1棟あたりの手が行き届くことは裏表の関係です。どちらを重視するかで評価が変わります。
エストコーポレーションの物件を買うときに確認すること


ここからは実務です。書面で確かめられることを6つにまとめました。
エストコーポレーションで書面から確かめる3つ
- 設計住宅性能評価書 — 耐震が「等級3相当」ではなく「等級3」と書かれているか
- BELSまたは仕様書 — その棟のUA値の実数。C仕様かどうか
- 重要事項説明書 — 売主がどの会社か、契約の相手は誰か
当社が関西のレインズから新築戸建ての販売図面224枚を集めて数えたところ、耐震等級の記載があったのは17枚、全体の8%だけでした。
図面を何枚並べても、性能では選べません。記載がないことは、取得していないことを意味しません。
この3つは、いずれも仲介会社を通せば取り寄せられる書面です。
とくに「等級3相当」と書かれている物件では、評価書の有無が判断を分けます。遠慮せずに聞いてください。
エストコーポレーションで現地から確かめる3つ
- サッシの枠 — 本当に樹脂サッシか。触れば分かる
- 床下点検口と小屋裏点検口 — 吹き付け断熱材の入り方を見る
- 外構の範囲 — どこまでが価格に含まれるかを現地で確認する
外構・カーテン・照明・網戸・エアコンは合計で100万円から150万円かかります。ここが未整備の状態で内見するので安く見えます。
樹脂サッシかどうかは、枠を触れば分かります。
アルミは冷たく、樹脂は冷たさを感じにくいという違いがあります。冬の内見なら手で触るだけで見分けがつきます。
エストコーポレーションの物件は仲介手数料が0円になることがある
当社は関西の新築一戸建てを仲介手数料0円で扱っています。売主から報酬を受け取れる物件だからです。
| 物件価格 | 仲介手数料の上限(税込) | 当社 |
|---|---|---|
| 3,000万円 | 105.6万円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122.1万円 | 0円 |
| 3,826万円(近畿圏の建売の平均) | 132.9万円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138.6万円 | 0円 |
仕組みは仲介手数料無料のからくりは3つ|デメリットと無料にできない物件にまとめました。
ただし売主が特定の会社にだけ販売を任せている物件は対象外です。物件ごとの確認が必要です。
書面は3つ(設計住宅性能評価書・BELSか仕様書・重要事項説明書)
現地は3つ(サッシの枠・点検口・外構の範囲)
この6つで、公式サイトの数値が自分の物件に当てはまるかが分かる
最後に、探し方の順番を書いておきます。
まず西宮・阪神間・北摂のどこで探すのかを決めます。この会社はエリアを絞っているので、範囲外なら候補から外れます。
範囲内で物件が出ていれば、設計住宅性能評価書があるかどうかを先に聞きます。ここで「等級3相当」なのか「等級3取得」なのかがはっきりします。
そのうえで仕様書を見て、UA値と断熱材と窓の仕様を確認します。ここまで済ませてから現地に行けば、内見の時間を建物そのものに使えます。
外構・カーテン・照明・エアコンの一式は、入居に必ず必要になるものです。
内見のときは未整備なので安く見えますが、あとから100万円以上かかります。
手数料が0円になれば、その金額をそのままこの一式に回せます。同じ予算でも、入居したときの見え方がかなり変わります。
エストコーポレーションに関するよくある質問


- エストコーポレーションはどんな会社ですか。
-
兵庫県西宮市に本社を置く分譲・注文住宅の会社です。1998年6月の設立で、新築戸建のブランド名は「セセラの家」です。グループは本体のほかに、分譲を担う株式会社リブレ、販売を担う株式会社セセラ不動産販売、施工を担う株式会社エムズコーポレーションの4社で構成されています。
- セセラの家の断熱性能はどのくらいですか。
-
公式サイトに「1地域のZEH基準0.4を上回る0.31をクリアしています」と記載があります。ただし「※セセラの家『C仕様』数値」という注記が付いているため、全棟がUA値0.31という意味ではありません。その物件の実数は設計住宅性能評価書かBELSの評価書で確認してください。
- セセラの家の耐震等級はいくつですか。
-
公式の表現は「セセラの家はこの等級3相当に該当します」です。「等級3を取得しています」とは書かれていません。「相当」は第三者機関の評価書がなくても使える表現なので、評価書が交付されているかどうかを必ず確認してください。なお制振ダンパーについては、地震の衝撃を約2分の1に軽減すると記載があります。
- 耐震等級の「相当」と「取得」は何が違いますか。
-
「取得」は住宅性能表示制度にもとづいて第三者機関が評価し、設計住宅性能評価書という書面が交付されている状態です。「相当」は同じ水準で設計しているという売主の説明で、書面がなくても使えます。評価書がないと、地震保険の割引、フラット35Sの金利引き下げ、売却時の性能の証明の3つが使えません。
- エストコーポレーションはどのエリアで建てていますか。
-
公式サイトに「施工エリアを会社から1時間以内でお伺いできる距離に限定しています」と記載があります。兵庫県は西宮市・芦屋市・宝塚市・伊丹市・尼崎市・明石市と神戸市9区、大阪府は豊中市・池田市・箕面市・吹田市・茨木市・高槻市・摂津市です。大阪南部や京都では物件が出てきません。
- エストコーポレーションの規模はどのくらいですか。
-
公式サイトのトップに「2026年3月期 売上高100億円を突破」と掲示されています。グループ会社の会社概要ではグループ全体108億円(2026年3月期実績)、従業員は141名(グループ会社を含む/2026年4月現在)です。当社が関西6府県の新築戸建て3,143件を集計したところ、在庫は14件でした。
- エストコーポレーションの物件は仲介手数料が無料になりますか。
-
売主から報酬を受け取れる物件であれば0円で対応できます。ただし売主が特定の会社にだけ販売を任せている物件は対象外になります。物件ごとに確認が必要なので、気になる区画を挙げていただければその場でお答えします。
最後に、当社の立場も書いておきます。
当社はエストコーポレーションと資本関係のない、買主側だけについて動く仲介会社です。
だから「この物件は評価書がないので、地震保険の割引が使えません」とそのままお伝えできます。売主に配慮して言葉を選ぶ必要がありません。
最後に、この会社が向いている人と向いていない人を書いておきます。
向いているのは、西宮・阪神間・北摂で探していて、断熱性能を重視する方です。第1種全熱交換型換気と樹脂サッシを標準にしている会社は、関西の建売では多くありません。
向いていないのは、大阪南部や京都で探している方と、供給量の中から選びたい方です。在庫が14件では、比べる相手が社内にほとんどありません。
まとめ|エストコーポレーションは「相当」と「取得」を分けて見る


最後に要点をまとめます。
- 西宮市の会社で、ブランドは「セセラの家」。グループ4社で分譲・販売・施工を分担
- 売上はグループ全体108億円(2026年3月期)、従業員141名
- UA値0.31は「C仕様」という条件つきの数値。全棟ではない
- 耐震は公式に「等級3相当」と記載。「取得」とは書かれていない
- 制振ダンパーで地震の衝撃を約2分の1に軽減すると記載
- 施工エリアは会社から1時間以内に限定。兵庫と北摂が中心
- 当社集計で関西の在庫は14件。エリアが合えば候補になる位置づけ
公式サイトは注記をきちんと付けている、誠実な書き方です。
問題は読む側が注記を飛ばして、数字だけを覚えてしまうことです。
当社は買主側だけについて、関西の新築一戸建てを仲介手数料0円で扱っています。
気になっている区画があれば、設計住宅性能評価書があるかどうかと、その棟のUA値の実数をお調べします。



「等級3相当って書いてあるけど、これはどういう意味ですか」という質問で構いません。そこを確かめるのが、私たちの仕事です。
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています。
お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。













