
ケイアイスター不動産の建売って、実際どうなの?



断熱が弱いという口コミを見て不安になった
デザインと価格で候補に入れたものの、口コミを検索すると良い評価と悪い評価が並んでいて判断できない——よくある状態です。
結論からいうと、ケイアイスター不動産の建売は、耐震等級3を標準とする価格重視の分譲住宅です。
坪単価は40〜60万円台とされ、年間8,000棟を超える供給規模があります。
構造は木造軸組工法に剛床工法を組み合わせ、基礎はベタ基礎です。
ただし、進め方を間違えると
注意したいのは、断熱の仕様が時期によって違うことです。
同社は戸建分譲住宅を全棟ZEH水準の仕様に変更したと発表しています。
つまり「断熱が弱い」という口コミは、変更前に建てられた物件を指している可能性があります。
逆にいえば、その物件がいつの仕様なのかを確かめれば、口コミに振り回されずに判断できます。
この記事では、ケイアイスター不動産の建売のブランド・標準仕様・保証・評判を整理します。
- ケイアイスター不動産がどういう会社か
- 建売のブランドと、それぞれの位置づけ
- 標準仕様(構造・耐震等級・断熱)
- 断熱の口コミが割れる理由
- 保証年数と定期点検の中身
- 評判の良い点と悪い点


シュース 健人
宅地建物取引士(大阪府 第118737号)
株式会社GEEZ/大阪府知事(2)第62068号
関西全域の不動産の購入・売却査定・相続不動産・空き家などの実務に携わっています。本記事は、実務経験に加え、国土交通省・法務省・国税庁などの公的資料を確認して執筆・監修しています。
ケイアイスター不動産はどういう会社か


まず会社の性格から押さえます。
分譲戸建てを大量に供給する、いわゆるパワービルダーにあたります。
規模から見ていきます。
ケイアイスター不動産の会社概要
埼玉県本庄市に本社を置く分譲住宅の会社です。
1990年に有限会社ケイアイプランニングとして設立され、2005年に現在の商号になりました。
2015年に東京証券取引所二部へ上場し、翌年に一部(現在のプライム市場)へ移っています。
年間の供給棟数は8,000棟を超え、営業所は136店舗とされています。
ケイアイスター不動産の建売はデザインと価格が売り
分譲戸建ての市場で同社が打ち出しているのは、デザインと価格です。
坪単価は40〜60万円台とされ、この価格帯としては外観の意匠に手を入れています。
女性設計士による家事動線の設計を打ち出している点も特徴です。
関東を中心に、全国へ供給エリアを広げています。
ケイアイスター不動産の建売のブランド
同社の分譲住宅には、複数のブランドがあります。
| ブランド | 位置づけ |
|---|---|
| KEIAI FIT | 主力。飽きのこないシンプルな外観と、収納を含めた間取り |
| TERRACE | 主力ブランドのひとつ |
| Ricca | 内装のパターンを選べる企画型 |
| STYLE / WARAKU | 意匠のテイストを分けたシリーズ |
| KEIAI CASA | デザイン性を高めた上位のシリーズ |
口コミを読むときは、どのブランドの話かを見てください。
ケイアイスター不動産は東証プライムの分譲大手


会社の中身は公式サイトに数字で出ています。口コミを読む必要がありません。
ケイアイスター不動産の会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | ケイアイスター不動産株式会社(KI-STAR REAL ESTATE CO.,LTD) |
| 設立 | 1990年11月 |
| 代表 | 代表取締役社長 塙 圭二 |
| 本社 | 埼玉県本庄市西富田762-1 |
| 大阪支社 | 大阪市北区堂島2-4-27 JRWD堂島タワー4階 |
| 資本金 | 48億2,800万円(2026年3月31日現在) |
| 上場 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード3465) |
| 従業員数 | 連結2,897名(2026年3月31日現在) |
| 宅地建物取引業免許 | 国土交通大臣(7)第5508号 |
免許番号のカッコ内は更新回数です。(7)なので7回の更新を重ねています。
同じグループのケイアイプランニングは関西に7拠点あります。中身はケイアイプランニングの評判は?関西7拠点と30年保証の条件を解説にまとめました。
ケイアイスター不動産は関西が本拠地ではない
本社は埼玉県本庄市で、群馬・埼玉を中心とした北関東が地盤の会社です。
関西には大阪市北区堂島に大阪支社があります。
それでも当社が2026年9月にレインズで関西6府県の新築戸建て3,143件を集計したところ、ケイアイ系は268件で2番目に多い供給量でした。
1位の一建設が405件なので、関西でもかなりの存在感があります。



本拠地でないのにこの供給量というのは、それだけ力を入れているということです。大阪と兵庫で探していると、まず名前を見る会社になります。
ケイアイスター不動産は分譲以外の事業も持っている
公式の事業内容には分譲住宅事業、アパート・収益不動産事業、海外事業、注文住宅事業、ストック事業、リフォーム事業、分譲マンション事業、中古住宅再生事業が並んでいます。
上場企業なので決算が四半期ごとに公開されます。会社の状態を自分で確かめられる数少ない売主です。
ただし決算の数字は全事業の合計です。分譲住宅だけの調子を見るには、セグメント別の内訳を見る必要があります。
なお関西のレインズ在庫では、ケイアイスター不動産とケイアイプランニングの両方の名前が出てきます。
どちらもケイアイスター不動産グループの会社です。売主欄の商号が違っても、同じ系列だと考えてください。
ケイアイスター不動産がやばいと言われる理由は3つに分かれる


「ケイアイスター不動産 やばい」という検索があります。この一語には性質の違う3つの話が混ざっています。
①ケイアイスター不動産は年式で仕様が変わるのが事実
この会社は供給棟数が多く、商品の種類も多いのが特徴です。
だから同じ「ケイアイスターの家」でも、いつ建てられた何という商品かで中身がかなり違います。
口コミが割れるのはこのためです。5年前の物件の話と、いま売られている物件の話が同じ土俵で語られています。
切り分ける方法は建築確認の日付と商品名を確認することです。図面か重要事項説明書に書いてあります。
②ケイアイスター不動産が価格重視という指摘は見方次第
公式サイトは「あなたに、おトクな不動産」という言い方を前面に出しています。
価格を抑える設計になっているのは隠していない方針です。
安さを「手抜き」と読むか「割り切り」と読むかは、何を重視するかで変わります。
判断に使うなら、その物件の設計住宅性能評価書で等級を見てください。印象ではなく書面で比べられます。
③ケイアイスター不動産のアパート事業の話が混ざっているのが誤解
この会社は分譲住宅だけの会社ではありません。アパート・収益不動産事業も大きな柱です。
投資用アパートの話と、自分が住む分譲住宅の話はまったく別です。
検索すると両方が混ざって出てくるので、どちらの話なのかを先に見てください。
- ①年式と商品で仕様が違う → 事実。建築確認の日付と商品名で切り分ける
- ②価格重視の設計 → 公式も隠していない方針。等級は評価書で確かめる
- ③アパート事業の話 → 住む家の話ではない。分けて読む
ケイアイスター不動産の建売の標準仕様


口コミより先に押さえるべきは仕様です。
公表されている範囲で、構造・耐震・断熱を整理します。
構造から見ていきます。
ケイアイスター不動産の構造は木造軸組工法とベタ基礎
構造は木造軸組工法で、床には剛床工法が採用されています。
梁に直接24ミリ厚の構造用合板を張り、床を一体の面として水平方向のねじれを防ぐ工法です。
基礎はベタ基礎で、幅150ミリ・高さ400ミリと公表されています。
数値まで公表しているのは、この価格帯では珍しい部類です。
ケイアイスター不動産の建売の耐震等級は3が標準
耐震等級3は、住宅性能表示制度における最高等級です。
建築基準法で求められる強さの1.5倍の力に耐えられる水準とされています。
壁倍率1.25倍の耐力壁、ホールダウン金物、羽子板金物が使われています。
耐震等級3であれば、地震保険の割引も受けられます。
ケイアイスター不動産の建売の断熱仕様
壁と天井にはグラスウール100ミリ、開口部にはLow-E複層ガラスが採用されています。
外壁通気工法と24時間換気システムも標準です。
ただし具体的なUA値やC値は公表されていません。
断熱を重視するなら、契約前にその物件の仕様書で確認してください。
ケイアイスター不動産は全棟ZEH水準へ仕様を変更した



ここが口コミを読むうえで最も重要な点です。
同社は、戸建分譲住宅を全棟ZEH水準の仕様に変更したと発表しています。
断熱材、サッシ、住宅設備を、事業エリアの気候に応じて変更したという内容です。
つまりいつ仕入れられた物件かによって、断熱の仕様が違います。
中古で出ている築数年の物件と、いま販売中の新築では、同じ会社でも中身が別だということです。
ケイアイスター不動産の建売の評判が割れる理由


検索すると、良い評価と悪い評価が並びます。
評価が割れるのは、供給棟数の多さと、仕様が変わったことが理由です。
悪い評判の中身から見ていきます。
ケイアイスター不動産の建売の悪い評判
口コミで挙がるのは、次のようなものです。
指摘されている内容
- 断熱性や防音性が弱い
- 内装の仕上げが粗い箇所がある
- アフターサービスの対応が遅い
- 営業担当によって対応に差がある
- 契約を急かされた
年間8,000棟を超える供給規模があるため、現場ごとの差が出やすい構造にあります。
断熱の評判は、いつの物件かで分けて読む



ここを混同すると判断を誤ります。
断熱性が弱いという口コミは、数年前に購入した方のものが多く含まれます。
全棟ZEH水準への変更前と後では、断熱材もサッシも違います。
検討している物件がどちらなのかは、仕様書と建築時期で確認できます。
口コミの投稿時期を見ずに読むと、いまの物件の評価にはなりません。
ケイアイスター不動産の建売の良い評判
良い評価の中心は、価格に対する仕様の水準です。
耐震等級3が標準である点、ZEH水準の断熱である点が挙げられています。
外観と内装のデザイン、家事動線の設計も評価されています。
同じ価格帯の建売と並べたときに、等級で優位に立てるのが強みです。
建売の評判より、その1棟の状態を見る
分譲住宅は、同じブランドでも施工する現場が違います。
会社全体の評判より、その1棟がどう建てられたかのほうが重要です。
引き渡し前の内覧会で時間をかけて確認し、気になる箇所はその場で指摘してください。
第三者のホームインスペクションを入れる方法もあります。
ラクチン不動産は新築一戸建て・建売の仲介手数料0円で対応しています。3,000万円の物件なら、本来かかる105万6,000円(税込)が0円です。
値引きでもキャンペーンでもありません。売主が不動産会社である新築の建売は、売主から報酬を受け取れるため、買主からいただく必要がないという仕組みです。
- 対象:売主が不動産会社の新築一戸建て・建売
- 対象外:中古住宅、個人が売主の物件、売主から報酬が出ない物件
- 他社のチラシやポータルサイトで見つけた物件でも、多くの場合ご案内できます
- 0円の対象かどうかは、物件名と所在地だけで無料判定します
気になっている物件があれば、契約前にセカンドオピニオンを。販売図面のURLか写真をLINEで送っていただければ、その物件の弱い部分と、価格が妥当かどうかをお伝えします。
- 物件のURLか写真を送るだけ。入力フォームはありません
- 売主側では言いにくい弱点も、買主の立場でお伝えします
- 新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています
- しつこい営業のお電話はしません
関西でケイアイスターの物件を探すときは、エリアの偏りも知っておいてください。
当社の集計では、ケイアイ系268件のうち大阪120件・兵庫106件で、この2府県に集中しています。
京都31件、滋賀10件と続き、奈良は1件だけでした。和歌山では出てきません。
奈良で探している場合は一建設が128件と突出しているので、そちらのほうが選択肢は多くなります。売主をエリアで選ぶという考え方もあります。
ケイアイスター不動産の建売は近畿で4商品


公式サイトの分譲住宅のページでは、商品ごとに展開エリアが示されています。
ケイアイスター不動産が近畿で展開している商品
| 商品名 | 公式の説明 | 階数 |
|---|---|---|
| KEIAI Grace(ケイアイ グレイス) | 敷地条件に合わせ、明るさ・広がりにこだわりデザイナーが1邸ごとにセレクト | 2階 |
| KEIAI Style(ケイアイ スタイル) | 立地環境や土地の形状に合わせて建築デザイナーが最適な間取りと空間を作る | 2階・3階 |
| KEIAI TERRACE(ケイアイ テラス) | 使いやすい間取りが生む、心地良いくつろぎの空間 | 2階 |
| Terrechez(テラシエ) | 自然光を最大限に取り込む。明るい暖かなリビング | 2階 |
公式の商品一覧には他にもLIGARE・Erde・priSUMA・CRAFTPIT・URBANSTYLE・Zut PLUS+・QUADRIFOGLIO・BIG HOUSE GOOD HOUSEがありますが、近畿は展開エリアに入っていません。
平屋のQUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)も近畿では扱っていません。
ケイアイスター不動産は商品名で仕様が変わる
ここがこの会社でいちばん誤解されやすい部分です。
同じ売主でも商品が違えば標準仕様も違います。
だから内見のときは「これは何という商品ですか」と聞いてください。
商品名が分かれば、公式サイトでその商品の説明を確認できます。



図面に商品名は書いてありますか。



書いてある物件と書いていない物件があります。書いていなければ仲介会社経由で売主に聞けば分かります。
ケイアイスター不動産の地盤と点検
公式には「すべての地盤を調査して土地に応じた最適な地盤対策を講じています」と記載があります。
また「無料定期点検/最長30年保証」とも書かれています。
ただし公式自身が「条件を満たすことで、保証期間の延長も可能です」と書いているとおり、30年は自動ではありません。
延長の条件と、そのときにかかる費用は契約前に必ず確認してください。



「無料定期点検」と「最長30年保証」は別の話です。定期点検が無料でも、保証を延長するための補修工事は有償であることが一般的です。10年目にいくらかかるのかを、金額で聞いておいてください。
近畿で買えるのはグレイス・スタイル・テラス・テラシエの4商品
商品が違えば標準仕様も違う。内見では商品名を聞く
最長30年保証は条件つき。延長の費用を先に確認する
ケイアイスター不動産の建売の保証


保証は「最長30年」と案内されることがあります。
30年は延長したときの数字で、初期の保証年数とは別です。
中身を分けて見ます。
ケイアイスター不動産の初期の保証年数
法律で義務づけられているのは、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分の10年保証です。
同社は、構造躯体と防水について最大20年とする案内をしています。
地盤についても最大20年の保証があるとされています。
一方でそれ以外の部位は2年という区分になっています。
ケイアイスター不動産の最長30年保証には条件がある



言葉だけで判断しないでください。
最長30年は、定期点検を受け、提案された有償のメンテナンス工事を実施した場合の年数です。
点検は2年目から始まり、5年・10年・15年・20年・25年・30年と続きます。
メンテナンスを行わなければ、30年までは延びません。
24時間365日対応のコールセンターも用意されています。
保証の中身は、その物件の保証書で確認する
保証の内容は、ブランドや時期、供給エリアによって異なることがあります。
公表されている情報と、実際に引き渡される物件の保証書が一致しているとは限りません。
契約前に保証書を見せてもらい、年数・対象部位・延長条件を確認してください。
この確認は、仲介会社を通せば必ずできます。
商品名は、販売図面の物件名の近くに小さく入っていることがあります。
見当たらなければ、仲介会社から売主に確認してもらえば分かります。商品名が分かるだけで、調べられることがかなり増えます。
ケイアイスター不動産の定期点検とオプションカタログ


引渡しのあとに効いてくるのが点検とオプションの扱いです。ここは契約前に聞いておく部分になります。
ケイアイスター不動産の定期点検はいつあるか
公式には「無料定期点検/最長30年保証」と書かれています。
建売の定期点検は一般に6か月・1年・2年・5年・10年という区切りで行われます。
点検の案内は、引渡しのときに登録した連絡先に届きます。
引越しや携帯番号の変更があったら、売主のオーナー窓口に伝えておいてください。案内が届かないまま期限を過ぎると、保証の延長条件を満たせなくなることがあります。
この時期と回数は売主ごとに違うので、引渡しのときに一覧を紙でもらってください。
転居や連絡先の変更で案内が届かなくなると、点検を受けそびれて保証の延長条件を外れることがあります。
ケイアイスター不動産の10年点検で費用がかかる場合
10年目の点検そのものが無料でも、保証を延長するための補修工事は有償であることが一般的です。
シロアリの再処理や防水の打ち直しを求められると、数十万円になることがあります。
だから聞くべきなのは点検が無料かどうかではなく、10年目に想定される費用がいくらかです。
この金額を知らずに買うと、10年後に「保証を延ばすか、諦めるか」を急に選ばされます。
新築住宅には10年間の瑕疵担保責任と、保険または供託による資力確保が義務づけられています。
この10年は法律で決まっているものなので、どの売主でも共通です。それを超える部分が、各社の独自の延長制度になります。
つまり「最長30年」という表示は、法定の10年に20年を上乗せできるという意味です。上乗せの条件と費用が各社で違います。
ケイアイスター不動産のオプションカタログの見方
オプションは、契約前に金額の一覧をもらっておくと比べやすくなります。
契約したあとに渡されると、時間がないまま決めることになりがちです。
分譲住宅では、契約のあとにオプションのカタログを渡されることがあります。
網戸・カーテンレール・エアコン・食洗機・テレビアンテナなどが並びますが、カタログの価格は売主経由の価格です。
同じものを自分で手配したほうが安いこともあります。比べてから決めてください。
とくにカーテンとエアコンは、量販店のほうが安いことが多いです。
一方で網戸とテレビアンテナは、引渡し前に売主側で付けたほうが手間が少ないという面もあります。
- 売主に頼んだほうがよい — 網戸・テレビアンテナ・電動シャッター(工事が絡む)
- 自分で手配したほうが安い — カーテン・照明・エアコン(量販店と比べる)
- どちらでもよい — 食洗機・宅配ボックス(金額を並べて決める)
外構・カーテン・照明・網戸・エアコンの合計はおおむね100万円から150万円です。
仲介手数料を0円にできれば、その金額をそのままこの一式に回せます。仕組みは仲介手数料無料のからくりは3つにまとめました。
ケイアイスター不動産の建売は、誰を通して買うかで条件が変わります


分譲住宅には、売主から直接買うルートと、仲介会社を通すルートがあります。
同じ物件でも、間に入る担当者がどちらを向いているかで着地点は変わります。
違いを説明します。
売主直販だと、他社の建売と比べる相手がいない



比較の相手がいないことが最大の不利です。
売主の販売担当は、自社の物件を売る立場にあります。
他社の同価格帯の建売と、耐震等級や断熱の仕様を並べて比べることはしません。
完成からの経過期間や、分譲地に残っている在庫の数も、こちらから聞かなければ出てきません。
同じ物件でも、間に入る仲介会社の担当者がどちらを向いているかで着地点は変わります。
買主の側に立つと、ケイアイスター不動産の建売の見方が変わる



仕様を等級で比べられると、判断が早くなります。
ラクチン不動産は、買主の側に立って売主と条件を詰めます。
買主の味方として動くと、こうなります
- その物件がZEH水準への変更前か後かを、仕様書で確認する
- 耐震等級・断熱等級を、他社の建売と並べて比較する
- 保証書を取り寄せ、年数・対象部位・延長条件を確認する
- 完成からの経過月数と分譲地の在庫を調べ、交渉の材料をそろえる
- 第三者のホームインスペクションを手配する
交渉が通るかどうかは運ではなく、売主に「この人に売りたい」と思わせる材料をどれだけ用意できるかで決まります。
ラクチン不動産は、買主の側に立って条件を詰めます
ラクチン不動産は購入・売却の仲介を専門にしています。
他社で断られた物件でも、まずは状態をうかがったうえで進め方を整理します。
特定の分譲会社を売る立場ではないため、他社の建売と横並びで比較できます。
値引きの動き方はケイアイスター不動産の値引きの記事で解説しています。
大阪・兵庫・京都を中心にお手伝いしていますので、分譲地ごとの相場もあわせてご案内できます。
買取を検討する場合も、売主の立場で複数の買取業者に査定を出して比較します。
ケイアイスター不動産の建売に関するよくある質問


- ケイアイスター不動産の建売の評判はどうですか?
-
良い評価の中心は、価格に対する仕様の水準です。耐震等級3が標準で、ZEH水準の断熱、デザイン性、家事動線の設計が挙げられています。悪い評価では、断熱性や防音性、内装の仕上げ、アフターサービスの対応の遅さ、営業担当による差が指摘されています。年間8,000棟を超える供給規模があるため、現場ごとの差が出やすい構造にあります。
- ケイアイスター不動産の建売は断熱が弱いのですか?
-
時期によって違います。同社は戸建分譲住宅を全棟ZEH水準の仕様に変更したと発表しており、断熱材・サッシ・住宅設備を事業エリアの気候に応じて変更しています。断熱が弱いという口コミは、変更前に建てられた物件を指している可能性があります。中古で出ている築数年の物件と、いま販売中の新築では中身が違うため、その物件の仕様書と建築時期で確認してください。
- ケイアイスター不動産の建売の耐震等級は?
-
耐震等級3が標準とされています。耐震等級3は住宅性能表示制度における最高等級で、建築基準法で求められる強さの1.5倍の力に耐えられる水準です。構造は木造軸組工法に剛床工法を組み合わせたもので、壁倍率1.25倍の耐力壁、ホールダウン金物、羽子板金物が使われています。耐震等級3であれば地震保険の割引も受けられます。
- ケイアイスター不動産の保証は何年ですか?
-
構造躯体と防水については最大20年、地盤についても最大20年とされ、それ以外の部位は2年という区分です。最長30年は、定期点検を受けて提案された有償のメンテナンス工事を実施した場合の年数で、無条件に30年ではありません。点検は2年目から始まり、5年・10年・15年・20年・25年・30年と続きます。保証の内容はブランドや時期で異なることがあるため、契約前に保証書で確認してください。
- ケイアイスター不動産の建売の坪単価はいくらですか?
-
坪単価は40〜60万円台とされています。ただし建売は土地と建物の総額で売り出されるため、坪単価だけで比較することはできません。同じ価格帯の建売と比べるときは、耐震等級・断熱等級・省令準耐火の有無といった仕様と、外構やカーテン・照明がどこまで含まれるかを並べて見てください。
- ケイアイスター不動産の建売は値引きできますか?
-
売主に下げる理由があるかどうかで決まります。完成から時間が経ち、同じ分譲地に在庫が残っているほど動く幅は大きくなります。同社は価格改正という形で自ら価格を下げることもあるため、過去の履歴を知らずに交渉すると無理な要求になっていることがあります。詳しくはケイアイスター不動産の値引きの記事で解説しています。
まとめ|ケイアイスター不動産の建売は、いつの仕様かで判断が変わる


評判だけを集めても、判断材料にはなりません。
見るべきは、その物件の仕様書と保証書です。
この記事のまとめ
- ケイアイスター不動産は年間8,000棟超を供給するパワービルダー
- 坪単価は40〜60万円台。デザインと価格が売り
- ブランドはKEIAI FIT・TERRACE・Ricca・STYLE・CASAなど複数ある
- 構造は木造軸組工法+剛床工法、基礎はベタ基礎(幅150mm・高さ400mm)
- 耐震等級3が標準。地震保険の割引も受けられる
- 壁・天井にグラスウール100mm、Low-E複層ガラス。UA値・C値は非公表
- 戸建分譲を全棟ZEH水準へ変更したと発表。時期で断熱仕様が違う
- 断熱が弱いという口コミは、変更前の物件の可能性がある
- 保証は構造躯体・防水・地盤が最大20年、その他は2年
- 最長30年は、定期点検と有償メンテナンスを続けた場合の年数
この記事の位置づけ
この記事は、公表されている情報と一般に見られる口コミをもとに、仲介会社の立場で整理したものです。
仕様・価格・保証の内容はブランドや時期、供給エリアによって異なります。最新の内容は必ず販売元にご確認ください。
ケイアイスター不動産の物件は、当社なら対象物件の仲介手数料が0円になります。くわしくは次の記事にまとめました。
新築一戸建て・建売を買うとき、仲介手数料は0円になります。物件価格が上がるほど、差は大きくなります。
| 物件価格 | 通常の仲介手数料(税込) | ラクチン不動産 |
|---|---|---|
| 2,500万円 | 89万1,000円 | 0円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 |
| 3,500万円 | 122万1,000円 | 0円 |
| 4,000万円 | 138万6,000円 | 0円 |
| 4,500万円 | 155万1,000円 | 0円 |
なぜ0円にできるのか
仲介会社は、売主と買主の両方から報酬を受け取ることができます。新築の建売は売主が不動産会社なので、売主から報酬が支払われます。そのぶん、買主からいただかなくても取引が成り立ちます。
ただし、すべての物件が0円になるわけではありません。売主が個人の中古住宅や、売主から報酬が出ない物件は対象外です。売主が不動産会社でも、報酬が半分しか出ない物件があります。
だからこそ、物件名と所在地をお知らせいただければ、0円になるかどうかをその場で無料判定します。判定に必要なのは物件が特定できる情報だけで、お客様の個人情報は要りません。
- 他社のチラシ、ポータルサイト、売主の公式サイトで見つけた物件でも構いません
- すでに内覧した物件でも、申込手続きに入っていなければご案内できます
- 0円にするために、住宅ローンや火災保険の指定はしません
- しつこい営業のお電話はしません


ラクチン不動産では、住宅ローンの相談(審査や無理のない計画)や物件探し・検討中の物件に関するセカンドオピニオンをLINEで対応しています。買主の味方に立って一緒にマイホーム実現をサポートします。
新築の建売は、仲介手数料0円で対応しています。
お電話の受付は10:00〜19:00(水曜・日曜は定休)。時間外のご相談はLINEかメールをご利用ください。翌営業日にお返事します。
この記事の情報は 2026年8月 時点のものです。制度・基準は改正されることがあるため、実際のお手続きの際は各機関の最新情報をご確認ください。














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